いい天気でした、明日休みたいから今日は定時まで仕事照れ
 
 
わたくしは、仕事で、新聞の整理をしている。現役なら窓際か肩叩きされているような仕事だが、こんなんでお時給(「ハケンの品格」の大前春子(篠原凉子)風)がいただけるのだから、割りがいい作業である。とはいうものの、過去の新聞の整理となると、それが当時、おおごとだったのか、たいしたことなかったのかの判断も要するので、手放しに楽だ、楽だとはいえない。ここしばらく三年前の春から夏の新聞を整理しているが、連日、コロナ感染拡大とワクチン接種と五輪開催の記事ばかり見ている。熱海市の土石流の発生も起きているが…コロナや五輪に比べたら扱いは小さい。本日、2021年07月08日の朝刊を整理していたら一面がこんな内容(注1)⬇️
 

 

 

 
だった。首相(スガというひと)がワクチン一本足打法で感染拡大を押さえ込もうとして、五輪は観客上限一万人だわ、五千人だわと粘りに粘ったが、結局。東京都への四度目の緊急事態宣言発令で、五輪は無観客になった。首相(スガ)は、つくづく「小物」(←大物の反対)だったなと毎日の新聞をめくっていて思う。定見がないというか、毎日、右往左往、ブレブレである。あの川勝知事に「教養がない」と言われたが、そう言われても仕方がない。首相(スガ)には、知性が感じられない。この国難の時期にこの首相(スガ)をいただいたのが、わたくしたちの不幸だった。同日の新聞に塩野義製薬のワクチンに関する記事があった(注2)⬇️
 

 

 

 
わたくしは、塩野義製薬がワクチンを開発しているのを知っていた。国産信仰もあったし、何よりmRNAワクチンでないことに安心感をおぼえ、はやく接種できないものかと期待していたのだが、待ちきれなかった。同調圧力に負けたのもあったが、年寄りから打たないと若いもんにワクチンが行き渡らんだろうという老婆心のほうが強かった。結果論になるが、老婆心など持たなければよかった。わたくしの当時の生活習慣だと、マスク、手洗い、うがいなど基本的対策で感染予防できていたと、振り返って思うからである。わたくしは、ワクチンを打ったことを後悔している。さらに、後悔しているのは、二回目でやめておかなかったことである。当初、山中伸弥先生はワクチン推進の広告塔にされて?テレビCMで接種を呼び掛けておられた。しかし、二回目接種が進んでも感染拡大が収まらないので推進の旗振りをやめられたようだ。その後の先生は、ワクチンについて全然語られないようである。なお、このときの塩野義製薬ワクチンは承認されなかった。
 
 

注1仕事で見ている新聞は共同系なので、朝日ではないが。

注2読売の2021年06月29日付け配信だが、共同系新聞記事とほぼ同じ内容なので。