わたしは張本美和選手のことはまったく知らない。顔すら見たことがない。だが、兄貴の方は吐き気がするくらい嫌いだ。あんな品位のない奴は日本代表にふさわしくない。日本と違う国で代表になればどうなんだと言いたい。なので、張本美和さんには悪いが、張本という活字をみただけで気分が悪くなる。競技団体の選考って競技の種類を問わず不透明だが、伸びしろとか言い出したら、伊藤美誠にそんなに伸びしろが残っているかとなれば、ワザ、テクニックの面はともかく、スピード、パワーの面での伸びしろはあまりないだろうという気がしている。わたしは、選手の総合力は、最終的には、体力、体格に依存すると思う。昔見たテレビドキュメントだったか雑誌の記事だったか、伊藤美誠の母親は、娘をバケモノみたいな選手にしたい、と語り、おさなごのころから、夜中に叩き起こして、特訓をほどこしていたという。そのせいで、身長が伸びなくなったと伊藤美誠が話していたと記憶している。残念ながら、あの体格では、バケモノみたいには、なれない。なお、バケモノみたいにならないと中国選手には勝てないというのが母親の考えだった。わたしはそれにいたく感動したものだ。それ以来、わたしは伊藤美誠が、バケモノみたいな選手になって中国を倒すのを期待していた。代わりに選ばれたのが張本美和というのは皮肉というか、やるせない気分だ。この際、卓球なんて、中国人と帰化選手で勝手にやってればいい。五輪種目から外せよとなる。そんなわけで伊藤美誠のでない五輪なんて、ほとんど見る気がしないといった心境だ。