死刑求刑被告に無期懲役判決 広島・夫婦強殺事件
朝日新聞デジタル 3月13日(水)16時22分配信
広島市のお好み焼き店兼住宅で60代の夫婦を刺殺したとして、強盗殺人などの罪に問われた住所不定の無職竹中誠司被告(25)の裁判員裁判の判決が13日、広島地裁であり、伊名波宏仁(いなばこうじ)裁判長は無期懲役(求刑死刑)を言い渡した。
起訴状によると、竹中被告は2011年8月7日午前5時15分ごろ、同市中区のお好み焼き店に侵入。1階台所の包丁を持ち出し、金品を奪う目的で2階の住居部分に上がり、会社役員谷口忠男さん(当時64)と妻の英子さん(同61)の頭や背中を刺して殺害したとされる。
竹中被告は公判で「よく覚えていない」と起訴内容を否認。しかし検察側は、現場に残された足跡が竹中被告と一致したことや、犯行を認めた捜査段階の供述などから「犯人なのは明らかだ」と主張していた。
一方、弁護側は、捜査段階での自白は誘導によるもので信用性はないと主張。仮に竹中被告が犯人だったとしても、対人関係に困難がある精神障害の影響で、善悪の判断が難しい心神耗弱状態だったなどとして、死刑の回避を求めていた。
判決は求刑より軽くしないと裁判官のメンツにかかわると思っているらしい。
朝日新聞デジタル 3月13日(水)16時22分配信
広島市のお好み焼き店兼住宅で60代の夫婦を刺殺したとして、強盗殺人などの罪に問われた住所不定の無職竹中誠司被告(25)の裁判員裁判の判決が13日、広島地裁であり、伊名波宏仁(いなばこうじ)裁判長は無期懲役(求刑死刑)を言い渡した。
起訴状によると、竹中被告は2011年8月7日午前5時15分ごろ、同市中区のお好み焼き店に侵入。1階台所の包丁を持ち出し、金品を奪う目的で2階の住居部分に上がり、会社役員谷口忠男さん(当時64)と妻の英子さん(同61)の頭や背中を刺して殺害したとされる。
竹中被告は公判で「よく覚えていない」と起訴内容を否認。しかし検察側は、現場に残された足跡が竹中被告と一致したことや、犯行を認めた捜査段階の供述などから「犯人なのは明らかだ」と主張していた。
一方、弁護側は、捜査段階での自白は誘導によるもので信用性はないと主張。仮に竹中被告が犯人だったとしても、対人関係に困難がある精神障害の影響で、善悪の判断が難しい心神耗弱状態だったなどとして、死刑の回避を求めていた。
判決は求刑より軽くしないと裁判官のメンツにかかわると思っているらしい。
