超人気の公務員なのに3割が内定辞退?! 就職氷河期の異変
2013.3.10 12:00 (1/2ページ)[就職・転職]
先日、神奈川県庁の内定辞退者数が78人に上り、内定者全体の3割に達したとのニュースがメディアを賑わせました。しかも、内定辞退率は、2009年以降、3割超が続いています。神奈川県庁は、内定者と神奈川県知事との懇談会を開くなど、多くの内定者が辞退せずに入庁してもらえるように懸命です。
就職人気の高い県庁のようなところでも対策をとるほどの内定辞退者増の問題について、その背景を考えてみたいと思います。
1つ目の背景はリーマンショックで業績が急激に悪化した際に、「内定取り消し」に踏み切った企業があらわれ、就職活動生が企業に対して、強い不信感を持ったことが尾をひいています。就活生の不信感は不安へと変わり、その不安は「内定取り消し」の備えとして、数多くの企業を受け、数多くの内定を持とうとする行動に表れています。
2つ目の背景は、「試活」と呼ばれる行動です。そもそも入社するつもりは一切ない状態で、志望企業の選考に万全の状態で挑めるように、練習として選考に参加すること。つまり「お試しの就職活動」です。
そもそもは、「内定取り消し」に対するリスクヘッジとして、数多くの企業選考に参加していた就職活動生ですが、リーマンショックによる影響が収まってきた、ここ1、2年でもこういった辞退者が減らないのは、こういった選考の受け方をする就職活動生が増えたからと言えるでしょう。本命企業の前に「準備」をしなくてはならないほど、学生が就職活動に対して身構えていることが分かります。
2013.3.10 12:00 (1/2ページ)[就職・転職]
先日、神奈川県庁の内定辞退者数が78人に上り、内定者全体の3割に達したとのニュースがメディアを賑わせました。しかも、内定辞退率は、2009年以降、3割超が続いています。神奈川県庁は、内定者と神奈川県知事との懇談会を開くなど、多くの内定者が辞退せずに入庁してもらえるように懸命です。
就職人気の高い県庁のようなところでも対策をとるほどの内定辞退者増の問題について、その背景を考えてみたいと思います。
1つ目の背景はリーマンショックで業績が急激に悪化した際に、「内定取り消し」に踏み切った企業があらわれ、就職活動生が企業に対して、強い不信感を持ったことが尾をひいています。就活生の不信感は不安へと変わり、その不安は「内定取り消し」の備えとして、数多くの企業を受け、数多くの内定を持とうとする行動に表れています。
2つ目の背景は、「試活」と呼ばれる行動です。そもそも入社するつもりは一切ない状態で、志望企業の選考に万全の状態で挑めるように、練習として選考に参加すること。つまり「お試しの就職活動」です。
そもそもは、「内定取り消し」に対するリスクヘッジとして、数多くの企業選考に参加していた就職活動生ですが、リーマンショックによる影響が収まってきた、ここ1、2年でもこういった辞退者が減らないのは、こういった選考の受け方をする就職活動生が増えたからと言えるでしょう。本命企業の前に「準備」をしなくてはならないほど、学生が就職活動に対して身構えていることが分かります。
