万能感(幼児的万能感)という言葉も文脈関係なく突然飛び出してきた言葉で、読み手としては戸惑いを禁じえません。
健常者であるひきこもりに統合失調症の判断基準である「社会的引きこもり」を当ててみたりするなど、自分の言動の矛盾に気がつかないように思えます。
そういう点についていろいろな解釈があると思います。
読者に対してインパクトを与える、精神医学業界の人に一石を投じて波の立つのを見る。
斉藤環先生の本を読んでいると、唐突にそういう言葉が出てきて、論理の飛躍/断裂と断定を感じて当惑します。
小林秀雄で受験勉強をした世代ゆえなんでしょうか。
斉藤環先生を読み解くには、あまりディテールにとらわれずに、時代(マスコミと消費者)との関係性のなかで大雑把にとらえる、全体で俯瞰することから入ったほうが惑わされないですむと思います。現代文の試験を受けているわけではないのですから。
健常者であるひきこもりに統合失調症の判断基準である「社会的引きこもり」を当ててみたりするなど、自分の言動の矛盾に気がつかないように思えます。
そういう点についていろいろな解釈があると思います。
読者に対してインパクトを与える、精神医学業界の人に一石を投じて波の立つのを見る。
斉藤環先生の本を読んでいると、唐突にそういう言葉が出てきて、論理の飛躍/断裂と断定を感じて当惑します。
小林秀雄で受験勉強をした世代ゆえなんでしょうか。
斉藤環先生を読み解くには、あまりディテールにとらわれずに、時代(マスコミと消費者)との関係性のなかで大雑把にとらえる、全体で俯瞰することから入ったほうが惑わされないですむと思います。現代文の試験を受けているわけではないのですから。
