家族による高齢者虐待が初の減少
産経新聞 12月22日(土)18時32分配信
65歳以上の高齢者に家族らが虐待したと自治体が判断した件数が、平成23年度は前年度比0.4%減の1万6599件に上り、18年度の調査開始以来初めて減少したことが21日、厚生労働省の調査で分かった。
調査は、高齢者虐待防止法に基づき実施。介護する家族らによる虐待の相談・通報は1.3%(321件)増の2万5636件と増えたが、虐待と判断された件数は69件減った。
虐待の加害者は「息子」40.7%(7383件)▽「夫」17.5%(3173件)▽「娘」16.5%(2991件)-だった。
虐待の種類は「身体的虐待」が6割超で最多。被害者の半数近くに認知症の症状があった。
一方、介護施設などでの職員による虐待の相談・通報は35.8%増の687件。虐待と判断されたのは57.3%増の151件で、ともに過去最多だった。
産経新聞 12月22日(土)18時32分配信
65歳以上の高齢者に家族らが虐待したと自治体が判断した件数が、平成23年度は前年度比0.4%減の1万6599件に上り、18年度の調査開始以来初めて減少したことが21日、厚生労働省の調査で分かった。
調査は、高齢者虐待防止法に基づき実施。介護する家族らによる虐待の相談・通報は1.3%(321件)増の2万5636件と増えたが、虐待と判断された件数は69件減った。
虐待の加害者は「息子」40.7%(7383件)▽「夫」17.5%(3173件)▽「娘」16.5%(2991件)-だった。
虐待の種類は「身体的虐待」が6割超で最多。被害者の半数近くに認知症の症状があった。
一方、介護施設などでの職員による虐待の相談・通報は35.8%増の687件。虐待と判断されたのは57.3%増の151件で、ともに過去最多だった。
