「小沢ガールズ」青木愛氏、比例での復活当選に涙 東京12区
産経新聞 12月17日(月)8時26分配信


 前回衆院選では民主党の候補として千葉12区から東京12区に国替えし、公明党の太田昭宏氏(67)を破った日本未来の党の前職、青木愛氏(47)。東京12区で未来から出馬した今回は、16日夜に早々と太田氏の当選が確実となったが、日付が変わった17日未明、比例での復活が確実となり、目に涙を浮かべながら事務所にいた支持者らと喜びを分かち合った。

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 「こんなに遅くまで待っていただいて、ありがとうございました」

 青木氏はテレビで復活当選が確実になったとのニュースが流れた17日午前2時10分すぎ、事務所に現れ、待っていた約10人の支持者らを前に、目を赤くしながら深々と頭を下げた。

 かつて小沢一郎氏(70)に近い「小沢ガールズ」として注目を集めたが、今回は事前の世論調査で劣勢が伝えられており、開票が始まった16日午後8時すぎには敗北が濃厚となった。青木氏はその後、比例での復活が確実となるまでの約6時間について、「『どうなってしまうのかな』と思ったこともあった」と振り返った。

 ただ、今回は、全国で未来の候補者の苦戦が明らかになっているだけに、今後については、「政権を担う立場にない党として、何ができるのかを小沢先生とも話し合って考えていきたい」と厳しい表情で語った。

こういうケースがあるから比例への風あたりが強くなる