一世風靡したAVアイドル・冴島奈緒さん、がん死 44歳で…先月29日に
2012.10.25 10:00 [TV・ラジオ番組]

80年代を彩ったAV女優、冴島奈緒さんが44歳の若さで天国へ旅立った=1995年8月31日撮影
 1980年代にAV女優として人気を集めた冴島奈緒(さえじま・なお)さんが、9月29日にがんのため死去していたことが24日、分かった。44歳だった。冴島さんの知人がツイッターで公表し、明らかになった。

 冴島さんは東京都出身で、85年にグラビアモデルとしてデビュー。人気番組だった「11PM」の人気コーナー「秘湯の旅」のリポーター、うさぎちゃんに起用されて注目された。

 87年にAVデビューすると、美形のルックスとFカップの巨乳で、またたく間にトップクラスのAV女優へ。88年にはAVアイドルグループ「RaCCo組」の初代メンバーになり、話題を集めた。

 90年代に入るとAV界を休養して渡米してヌードモデルに。帰国後はロックバンドのボーカル、執筆活動、ヨガのインストラクターをこなすなど、幅広い分野で活動していた。

 しかし、関係者によると5年前にがんを発病。ここ数カ月は歩行も困難なほど病状が悪化し、9月29日の午前4時58分に帰らぬ人となった。

 冴島さんと親交があったタレントの小室友里さん(37)は自身のブログで「本当に悲しいです 早すぎるよ、奈緒ねぇ…!」と、一世を風靡(ふうび)したAV女優の早すぎる死を悼んだ。(