<伊地震予知裁判>日本地震学会会長「強い懸念感じる」
毎日新聞 10月29日(月)20時37分配信
 09年のイタリア中部ラクイラの大地震を巡り、地震前に発生のリスクを議論した伊政府の委員会メンバーだった地震学者らが実刑判決を受けた裁判について、日本地震学会の加藤照之会長(東京大教授)は29日、「強い懸念を感じる」などとして判決を批判する声明を出した。
 声明では、日本でも地震研究者が国や自治体の防災行政に関わっていることに触れ、「意見表明が刑事責任をもたらす恐れがあれば、研究者は自由にものが言えなくなるか、科学的根拠を欠く意見を表明することになりかねない」と指摘。「長期的に見れば、科学的根拠が不十分な防災対策につながり、社会にとっても大きな損失になる」としている。

 ラクイラの大地震では309人が死亡。現地の地裁は、直前の「安全宣言」が犠牲の拡大を招いたとして、過失致死傷罪に問われた地震学者ら7人全員に禁錮6年の判決を言い渡した。【八田浩輔】
予知研究でたくさん研究費を国から貰っていて成果の出てない学者が日本にもたくさんいる。そもそも、予知は可能なのか?