リストラ従業員が放火か=ミイラ化女性の身元も判明―兵庫県警
時事通信 10月5日(金)22時29分配信
 神戸市兵庫区の工場事務所から男女2人の遺体が見つかった火災で、死亡した男性は50代の元従業員だった可能性が高いことが5日、兵庫県警への取材で分かった。居住先とみられる同市中央区熊内町のマンションから採取したDNA型が男性と一致した。男性は5月に同工場をリストラされたといい、県警捜査1課などは、この男性が放火した疑いが強いとみて調べている。
 一方、このマンションの押し入れから見つかったミイラ化した遺体は、職業不詳下原一子さん(64)と確認された。少なくとも死後数カ月は経過しているという。男性は下原さんと一緒に住んでいたとされ、同課などは、死体遺棄容疑でも捜査する。