<内閣改造>文科相に田中真紀子氏起用へ、財務相は城島氏
毎日新聞 10月1日(月)2時31分配信
野田佳彦首相は10月1日、3回目の内閣改造を行う。文部科学相に田中真紀子元外相を起用することが内定。田中氏は9月の民主党代表選で出馬を期待する声があったが、首相の再選支持に回った。民主党幹事長代行に就いた安住淳財務相の後任に城島光力前国対委員長、政調会長に就いた細野豪志環境相の後任には長浜博行官房副長官を起用。法相兼拉致問題担当相に田中慶秋党副代表、厚生労働相に三井辨雄(わきお)党政調会長代理、国家公安委員長に小平忠正衆院議院運営委員長の起用が内定した。
消費増税を柱とした税と社会保障の一体改革の推進役、岡田克也副総理▽「2030年代に原発ゼロ」方針の決定を主導した枝野幸男経済産業相▽日中関係など懸案を抱える玄葉光一郎外相▽東日本大震災の復興政策を担当する平野達男復興相▽野田政権の発足以来、女房役として首相を支える藤村修官房長官--は留任。6月の再改造で入閣した森本敏防衛相、羽田雄一郎国土交通相、郡司彰農相の留任も固まった。
死去した松下忠洋金融・郵政担当相の後任については、同じ国民新党の自見庄三郎代表を郵政担当相として再入閣させる方針を修正し、同党から下地幹郎幹事長を初入閣させることになった。前原誠司前政調会長の再入閣、樽床伸二前幹事長代行と中塚一宏副内閣相の初入閣も内定。ポストを調整している。
長浜氏の後任の官房副長官には芝博一元首相補佐官の起用を検討。党役員人事では、政調会長代理に馬淵澄夫元国交相を起用することが固まった。
首相は1日午前の臨時閣議で閣僚の辞表を取りまとめ、国民新党との与党党首会談を行ったうえで午後1時15分から記者会見を行い、閣僚名簿を発表。1日夕には認証式を皇居で行い、野田第3次改造内閣が発足する。
首相は30日、首相公邸に輿石東幹事長を呼んで2人だけで3時間近く、さらに藤村氏と細野、安住両氏、山井(やまのい)和則国対委員長が加わって5時間以上、内閣改造・党人事の最終調整を行った。副大臣・政務官や残る党役員の人事は2日以降になる見通しだ。
【竹島一登】
毎日新聞 10月1日(月)2時31分配信
野田佳彦首相は10月1日、3回目の内閣改造を行う。文部科学相に田中真紀子元外相を起用することが内定。田中氏は9月の民主党代表選で出馬を期待する声があったが、首相の再選支持に回った。民主党幹事長代行に就いた安住淳財務相の後任に城島光力前国対委員長、政調会長に就いた細野豪志環境相の後任には長浜博行官房副長官を起用。法相兼拉致問題担当相に田中慶秋党副代表、厚生労働相に三井辨雄(わきお)党政調会長代理、国家公安委員長に小平忠正衆院議院運営委員長の起用が内定した。
消費増税を柱とした税と社会保障の一体改革の推進役、岡田克也副総理▽「2030年代に原発ゼロ」方針の決定を主導した枝野幸男経済産業相▽日中関係など懸案を抱える玄葉光一郎外相▽東日本大震災の復興政策を担当する平野達男復興相▽野田政権の発足以来、女房役として首相を支える藤村修官房長官--は留任。6月の再改造で入閣した森本敏防衛相、羽田雄一郎国土交通相、郡司彰農相の留任も固まった。
死去した松下忠洋金融・郵政担当相の後任については、同じ国民新党の自見庄三郎代表を郵政担当相として再入閣させる方針を修正し、同党から下地幹郎幹事長を初入閣させることになった。前原誠司前政調会長の再入閣、樽床伸二前幹事長代行と中塚一宏副内閣相の初入閣も内定。ポストを調整している。
長浜氏の後任の官房副長官には芝博一元首相補佐官の起用を検討。党役員人事では、政調会長代理に馬淵澄夫元国交相を起用することが固まった。
首相は1日午前の臨時閣議で閣僚の辞表を取りまとめ、国民新党との与党党首会談を行ったうえで午後1時15分から記者会見を行い、閣僚名簿を発表。1日夕には認証式を皇居で行い、野田第3次改造内閣が発足する。
首相は30日、首相公邸に輿石東幹事長を呼んで2人だけで3時間近く、さらに藤村氏と細野、安住両氏、山井(やまのい)和則国対委員長が加わって5時間以上、内閣改造・党人事の最終調整を行った。副大臣・政務官や残る党役員の人事は2日以降になる見通しだ。
【竹島一登】
