<大垣共立銀>ATM、静脈で本人確認 通帳、カード不要
毎日新聞 9月26日(水)14時5分配信

 大垣共立銀行(岐阜県大垣市)は26日、手のひらをかざせば通帳やカードがなくても利用できる「生体認証ATM(現金自動受払機)」を同県羽島市の羽島支店に導入した。同行によると、手のひらの静脈の形を赤外線で読み取る仕組みで、誤認率はほぼゼロ。カード不要の生体認証ATMは国内初、世界でもトルコの銀行に次いで2例目という。

 同行は東日本大震災の直後、災害支援用の移動店舗ATM「レスキュー号」の派遣を検討したが、多くの人がカードと通帳を失っていたため利用できないと判断し派遣を断念。このことがきっかけで生体認証システムを開発した。開発と設置費用は約6億円。

 利用は設置店舗での登録が必要。利用の際は生年月日を入力し、手のひらをかざして預金者と確認した後、暗証番号を入力する。この日は羽島支店内に2台、移動店舗に2台が開設された。来年9月までに全店に配備する予定だ。【山盛均】