<福島第1原発>4号機、原子炉圧力容器のふた撤去
毎日新聞 9月13日(木)10時41分配信
東京電力は13日午前、福島第1原発4号機の原子炉圧力容器のふた(直径6.2メートル、高さ3.1メートル、重さ65トン)を撤去した。使用済み核燃料プールから燃料を取り出すため、周辺の作業スペースを確保するのが目的。事故を起こした1~4号機のうち、原子炉の心臓部に当たる圧力容器の部品を移動するのは初めて。
【写真特集で見る】4号機から取り外された圧力容器のふた
午前9時半ごろから、東電社員ら約30人が大型クレーンを使って作業に当たった。東電によると、作業中の被ばく線量は最大0.8ミリシーベルトと見込んでいる。回収されたふたは地上に下ろされ、原子炉建屋わきに保管された。
東日本大震災時、4号機は定期検査中だったため圧力容器内に核燃料はなく、ふたは圧力容器本体から取り外した状態で原子炉建屋5階に置かれていた。4号機の使用済み核燃料プールには1533本の燃料が入っており、東電は来年末までに回収作業に着手する。【中西拓司】
毎日新聞 9月13日(木)10時41分配信
東京電力は13日午前、福島第1原発4号機の原子炉圧力容器のふた(直径6.2メートル、高さ3.1メートル、重さ65トン)を撤去した。使用済み核燃料プールから燃料を取り出すため、周辺の作業スペースを確保するのが目的。事故を起こした1~4号機のうち、原子炉の心臓部に当たる圧力容器の部品を移動するのは初めて。
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午前9時半ごろから、東電社員ら約30人が大型クレーンを使って作業に当たった。東電によると、作業中の被ばく線量は最大0.8ミリシーベルトと見込んでいる。回収されたふたは地上に下ろされ、原子炉建屋わきに保管された。
東日本大震災時、4号機は定期検査中だったため圧力容器内に核燃料はなく、ふたは圧力容器本体から取り外した状態で原子炉建屋5階に置かれていた。4号機の使用済み核燃料プールには1533本の燃料が入っており、東電は来年末までに回収作業に着手する。【中西拓司】
