<兵庫の中学>同級生から集団暴行受け中3肋骨骨折
毎日新聞 9月11日(火)14時42分配信
 兵庫県川西市の市立中学校で今年6月、3年の男子生徒が同じ部活動の同級生6人から集団暴行を受け、右肋骨(ろっこつ)を折る全治1カ月の重傷を負っていたことが11日、分かった。けがをした男子生徒側は県警川西署に被害届を提出、同署は傷害容疑で捜査している。

 川西市教委によると、男子生徒は6月7日の昼休み中、校舎の階段で6人から胸や肩を殴られるなどの暴行を受けた。翌日に保護者から学校に連絡があり発覚。同月中旬に6人と保護者が男子生徒に謝罪し、男子生徒はその後も登校を続けている。市教委は「以前にもからかうことはあったが、いじめは常習化していなかったと報告を受けている」と話した。【高瀬浩平】