児童平手打ち、鼓膜破る 容疑のボランティア逮捕
2012.4.4 19:56
 神奈川県警麻生署は4日、川崎市立小学校で教諭の授業を手助けする学習ボランティア中に、児童の顔を平手打ちしてけがをさせたとして、傷害の疑いで、川崎市多摩区、アルバイト、春原将浩容疑者(37)を逮捕した。同署によると「注意したら口答えしたので、かっとなってやった」と容疑を認めている。

 逮捕容疑は3月9日午前、川崎市麻生区の小学校で算数の授業中、2年生だった男子児童(8)を廊下に連れ出して平手打ちをし、左耳の鼓膜を破る1カ月のけがを負わせたとしている。男児の母親が署に被害届を出した。

 学校によると、担任は他の児童の指導をしていて気付かなかった。春原容疑者は昨年6月に同小学校で実習し、翌7月から学習ボランティアをしていた。