30歳の無職のひきこもりが家族を殺傷して、うち2人が死に至るという痛ましい事件があった。その後、その犯人は精神鑑定にまわされることになった。そしたら、マスコミからもメジャーなネットからもこの事件兼関連の記事はすべて消された。
「ひきこもり」というのは一時期はやって、最近廃れた。結局一時のブームでおわったけれぼ、あれはバブルだったのだと思う。バブルとは実態無き熱狂。「ひきこもり」というのは存在しないと思う。
引きこもり状態にいる人はたくさんいるだろうけれど、結局今回の事件の犯人は精神科の患者であるにもかかわらず、精神医療から漏れた患者である可能性が高い。
何十年も前から精神病患者の人権というのが言われ、精神科医療特に投薬と入院そのものが悪であるかのように言われてきた。結果、入院患者は減っている。しかし、なぜ、実際、入院患者が減ったかと言えば、国の医療費抑制政策であるに過ぎない。入院しなくなった人たちは、社会復帰したわけでなく、自宅で家族に面倒を見られているに過ぎない。そういう人たちも「ひきこもり」と呼ばれているだけの状況なのだ。
同じ構図は介護でもいえる。
また、ひきこもりに似た存在としてニートやフリーターがいる。彼らだって実はただの失業者のだが、日本の政治的文脈の中で(簡単に言えば名目上、統計上の失業率を下げるために)そうみなされているだけなのだ。
