こんにちは晴れ

 

今日は京浜東北線・山手線の浜松町駅から、同じく京浜東北線・山手線の新橋駅までの一駅散歩コースをご紹介します。

 

オフィス街で知られる浜松町・新橋ですが、離宮庭園が二つあったり、海(?)が見えたりと、意外にも見どころの多いコースとなっています。

 

<コース紹介>

JR京浜東北線・JR山手線 浜松町駅

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芝離宮恩賜庭園

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竹芝客船ターミナル

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和カフェTsumugi

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イタリア公園

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浜離宮恩賜庭園

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日テレ大時計

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Buco di Muro 日テレプラザ店

 

 

 

 

 

 

 

<コースの詳細>

浜松町駅の北口を出て右折すると、すぐの所に芝離宮恩賜庭園があります。

 

この芝離宮恩賜庭園、もとは海だったそうで、江戸時代に海面を埋め立てて造られた土地だそうです。

第四代将軍、徳川家綱が老中である大久保忠朝にこの土地を授け、その後何人かの所有者を経て幕末には紀州徳川家の庭園となりました。

明治四年に有栖川家の土地になった後、明治八年に政府が買い上げて、芝離宮とされました。

今のように一般公開されるようになったのは、大正十三年だそうです。

 

では、さっそく中に入っていきます。

 

古めかしい入り口。

 

入ってすぐのところに藤棚があります。

藤の季節にも訪れてみたいです。

 

日本庭園と現代的なビルの組み合わせが不思議な感じ。

 

松の木。

冬なので、虫対策のこも巻きがされています。

 

芝離宮恩賜庭園のすぐ近く、浜松町駅のすぐ隣には、浜松町世界貿易センタービルがありましたが、現在は解体され、新しいビルが建設中です。

クレーン車がたくさんいますね。

どんなビルができるのか、どんなお店が入るのか楽しみですニコニコ

 

池を渡る橋がありますが、現在は老朽化に伴い一時的に閉鎖されていますえーん

早く改修されて、渡れるようになるといいですね。

 

池の周りをぐるりとまわっていきます。

 

鴨もゆうゆうと泳いでいます。

 

こんな歴史的な遺構もあります。

 

ソメイヨシノの木が並んでいます。

お花見の季節が楽しみです。

 

桜の季節はまだ先ですが、今は梅の季節。

梅の花が見ごろを迎えています。

 

近寄ってみると、ちょっとずつ色が違います。

いろんな品種の梅が植えられているんですね。

 

松の木を雪の重みから守る雪吊りもされています。

やっぱりちょっと不思議な光景。

 

目まぐるしく時間が流れる都会の中にあって、ゆったりとした時間が流れる、まるで別世界のようなお庭でした。

 

それでは次の目的地、竹芝客船ターミナルに向かいます。

道中、こんなオシャレな時計もありました。

竹芝客船ターミナルからは、八丈島など東京の離島に向かう船が出ています。

オフィスビルやホテル、レストランなどが海上公園と一体的に整備されているので、海を眺めながらお散歩をしたり、お食事をしたりすることもできます。

 

このマストのオブジェが目印。

普段は旗も飾られているのですが、この日は点検か何かの日だったので、旗の装飾はありませんでしたえーん

それでもこの存在感です。

 

そして港に面した広場から広がるのがこの景色。

レインボーブリッジや、東京スカイツリーも見えます。

時間によっては、離着陸する飛行機が見えることも飛行機

 

港の景色を堪能したところで、小腹が空いたので、アトレ竹芝の中にある和カフェ Tsumugiさんへ。

 

抹茶のテリーヌと、ゆず蜜グリーンティーをいただきました。

 

抹茶のテリーヌは濃厚で、抹茶の風味をしっかり感じられました。

生地の下のほうがチョコレートクッキー生地になっていて、苦みを和らげてくれます。

ゆず蜜グリーンティーは、ほんのり甘いグリーンティーにゆず蜜を少しずつ入れていくスタイル。

ゆず蜜を入れると、柑橘のにおいが鼻をくすぐります。

グリーンティーの味を邪魔しないところもよかったです飛び出すハート

 

お腹が満たされたところで出発。

次の目的地であるイタリア公園に向かいます。

 

途中通ったビルの前に早咲きの河津桜が咲いていました。

 

春が近づいてますね~チューリップピンク

 

十五分くらい歩いてイタリア公園に到着。

この公園は、「日本におけるイタリア2001」を記念して、イタリアから寄贈された公園で、左右対称の庭や12体のイタリア彫刻があるとても素敵な公園です。

 

 

彫刻の中にはミロのヴィーナスもあります。

 

私はこの子がお気に入りラブラブ

 

バラが少し咲いてましたが、春や秋になるときっともっと綺麗なんでしょうね赤薔薇

 

洋風な公園と言えばの噴水もありました。

 

近所に住む方や、お仕事をされている方の憩いの場になっていそうな公園でしたニコニコ

こちらもまた、落ち着く空間になっています。

 

イタリア公園を出た後は、浜離宮恩賜庭園へ。

浜離宮恩賜庭園はかつて、将軍家の別邸でしたが、明治維新を経て皇室の離宮となりました。

昭和二十年に東京都に下賜され、翌年から一般にも公開されるようになりました。

 

今回は「中の御門」から入場します。

 

 

入ってすぐの感想。

 

「広っっ!!」

 

先ほど行った芝離宮恩賜公園とは桁違いの広さに圧倒されました。

 

これはどう回ったらよいのか分からない…というわけで園内マップを片手にあちこちウロウロ。

 

昔、鴨を狩るための場所だった「鴨場」の跡があったり。

 

その鴨を供養するための鴨塚があったり。

 

庭園の中で一番大きな「潮入の池」は、淡水ではなく海水の池。

潮の満ち引きによって池の趣を変える様式らしいです。

海沿いにある庭園だからこそできる様式ですね。

 

池のそばにある「富士見山」という丘に上ると、潮入の池を一望できます。

 

 

東京湾沿いに歩きます。

ここからもレインボーブリッジが見えます。

 

水上バスも運行していました。

 

しばらく歩くと、梅林が見えてきます。

昔は「お花見」とは桜を見ることではなく、梅を見ることだったそうです。

 

梅林を抜けると、一面に菜の花畑が広がります。

今年は暖冬だから菜の花の開花も早いんでしょうか。

 

菜の花をまじまじと見るのは小学生以来。

 

ビル群と菜の花畑

 

菜の花畑を抜けて少し歩くと、大きな松があります。

「三百年の松」と呼ばれ、三百年前に植えられた松がそのまま大きくなったものだそうです。

堂々としています。

 

大手門から浜離宮恩賜庭園を後にし、お昼を食べに汐留シオサイトに向かいます。

 

日テレタワーの下にあるイタリアンのお店へGo!

大時計にちょこっと寄って写真をパシャリ。

からくりが動いているところまでは時間が合わず見られませんでした…。

 

お散歩の締めくくりはBuco di Muroのランチセット。

前菜もサラダもパスタも全部美味しかったです。

ごちそうさまでしたスプーンフォーク

 

 

帰りは電車でGINZA SIXにより、中村藤吉本店 銀座店で抹茶ぜりぃの桜あん入りを買って帰りました。

今度は併設されているカフェでお茶したいです。

 

ではでは。

 

今日も楽しいお散歩でしたニコニコ