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現役世代の肺腺癌ステージ4とモチベーション#2

2nd line ローブレナ25mg 耐性化後も服薬継続中です。


今月の外来で、ローブレナ25mgの継続を決めました。


ローブレナは、良く効いていて、その投与期間は19ヶ月になります。


副作用は、私の場合、患者向けの指導箋等に書いてある、主な副作用がほぼ全ての項目で発症している感じです。


なので、今回のローブレナ継続は、効果副作用trade-offとなりました。


分子標的薬は、殺細胞抗がん剤と違い、QOLが高いレベルで維持出来るので、私はこれまで一般社会において癌治療を始める前の状態の人間として、会社員として仕事を続ける事が出来ています。

しかし、この名目的に「普通」っぽい状態を続けることは、最近になって非常に辛いことになってきました。


正直、今を頑張って生きています。


頑張って、自分の制限された余命期間を、普通の状態の時と同じ様に使って、それまでと何ら変わらない時間を作っているのです。

この状態は、私にとっては「生き地獄」とか「半殺し」の状態に近いようにも思えてしまいます。


どれだけの方が、「確かに❗️」と思われるかわかりませんが、これが今の現役世代の肺腺癌ステージ4である、私の心の叫びなんだと思います。


もう、勘弁して」って思います。


しかし、私には守るべき家族がいます。


だから、「現状からの解放」という選択肢はとらない。


その代わりに、自分を鼓舞して、モチベーションを後悔のない様に、フルフルに上げるようにしています。


今は、それがベストだと。

正直、辛いよ。先生。。。化学療法に移行することになれば、物理的な制約が出てくるから、割り切って考えることもできるんだけどね。。。

 
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あー、そうですよね。。。仕事に対する考え方も変わりますもんね。。。確かに。


分子標的薬と共存する現役世代の肺腺癌ステージ4の私は、モチベーションを下げるわけにはいかない。


モチベーションを下げてしまったら、ストレスとジレンンマから解放されるが、そのtrade-offは一般社会に存在し続けている家族へのネガティブインパクトを与えてしまうから。


兎に角、前だけを見て、上だけを見て、アゲアゲでいこう❗️