「せっかく奈良まで温泉旅行に行くなら、街中のホテルではなく、山の中で静かに湯に浸かれる“秘湯らしい宿”に泊まりたい。」

そう思って探してみると、奈良には十津川温泉、洞川温泉、吉野温泉など魅力的な温泉地がある一方で、場所も宿のタイプもかなり違うので、どこを選べばいいのか迷いますよね。

 

温泉そのものを最優先したい人もいれば、夫婦やカップルで客室のお風呂を楽しみたい人、山里の料理を味わいたい人、昔ながらの温泉街を浴衣で歩きたい人もいるでしょう。

 

そこで今回は、奈良で秘湯旅行をするなら泊まりたい温泉宿を、秘湯らしい非日常感、温泉の魅力、客室、料理、周辺の雰囲気、旅のしやすさまで含めて厳選しました。

ただ山奥にあるというだけではなく、「ここまで来てよかった」と感じられる一泊になるかを重視しています。

最初に結論

  • 源泉かけ流しと山・川の秘境感を最優先するなら「十津川温泉 静響の宿 山水」
  • 歴史ある“吉野の隠し湯”で静かに過ごすなら「吉野温泉元湯」
  • 夫婦・カップルで露天風呂付き客室を楽しむなら「洞川温泉 行者の宿 角甚」
  • レトロな洞川温泉と老舗宿の情緒を味わうなら「花屋徳兵衛」
  • 温泉付き特別室と設備の快適さを両立するなら「十津川温泉 ホテル昴」
  • 長谷寺参拝と天然温泉を組み合わせるなら「長谷寺 湯元 井谷屋」

奈良の秘湯ランキング6選

順位 温泉宿 エリア 一番の魅力 こんな旅行に
1位 十津川温泉 静響の宿 山水 十津川村 8種類の源泉かけ流しと川沿い露天風呂 本格的な秘湯旅
2位 吉野温泉元湯 吉野山 「吉野の隠し湯」と呼ばれる自家源泉 静かな夫婦旅
3位 洞川温泉 行者の宿 角甚 天川村・洞川温泉 温泉露天風呂付き客室 記念日・二人旅
4位 洞川温泉 後鬼の湯・宿 花屋徳兵衛 天川村・洞川温泉 老舗旅館と展望風呂付き客室 温泉街を楽しむ旅
5位 十津川温泉 ホテル昴 十津川村 源泉かけ流しと温泉付き特別室 大人のご褒美旅行
6位 長谷寺 湯元 井谷屋 桜井市・長谷寺 天然温泉と長谷寺徒歩圏 寺社巡り+温泉

このランキングは単純な宿泊料金順ではありません。

秘湯を探している人が期待する山深さ、温泉そのものの魅力、日常から離れた感覚を中心にしながら、「せっかく泊まるなら食事や客室でも満足したい」という宿泊旅行ならではの価値も加えて順位を決めています。

そのため、記念日旅行なら3位の角甚、設備の快適さまで重視するなら5位のホテル昴が1位以上に合う場合もあります。

順位だけではなく、自分がどんな一夜を過ごしたいかをイメージしながら選んでください。

1位 十津川温泉 静響の宿 山水|川の音を聞きながら源泉かけ流しに浸かる

奈良で「秘湯に泊まりに来た」という感覚を最も味わいたいなら、最初に検討したいのが十津川温泉 静響の宿 山水です。

十津川村の山々に囲まれ、宿の目の前には川。

観光地の中心にある大型ホテルではなく、自然の中に身を置き、温泉と食事を目的に一晩を過ごす宿です。

朝から観光地を何カ所も回る旅行というより、少し早めに宿へ着いて、湯に入り、川を眺め、夕食を食べ、夜にもう一度温泉へ入る。

そんな何もしない時間が贅沢に感じられる場所です。

8種類の浴場がすべて源泉かけ流し

山水の大きな魅力は、露天風呂、内湯、寝湯、貸切風呂など全部で8種類の浴場があり、すべて源泉かけ流しで楽しめること。

中でも印象的なのが、目の前に川と山が広がる露天風呂です。

豪華な装飾で非日常を演出するのではなく、川の流れる音、山の空気、夜空そのものがごちそう。

「温泉旅行へ行った」というより、自然の中へ温泉に入りに行ったような感覚を味わえます。

温泉だけで帰るのが惜しくなる料理プラン

山水には定番の郷土料理だけでなく、黒毛和牛ステーキと熊野牛の温泉しゃぶしゃぶ、国産鰻、鹿・猪・すっぽんを味わうジビエ料理など、食事を目的に選べる宿泊プランがあります。

温泉好き二人で泊まるだけなら定番料理でも十分楽しめますが、誕生日、結婚記念日、久しぶりの夫婦旅行など「せっかく遠くまで行く一泊」なら、料理を一段上げてみるのもオススメです。

移動に時間をかけて十津川まで来た夜に、また外へ食事に出る必要はありません。

温泉に入り、土地の食材を味わい、あとは部屋で静かに休む。

それだけで旅が完成します。

山水がオススメな人

  • とにかく源泉かけ流しを楽しみたい
  • 山と川に囲まれた秘境感を重視したい
  • 夫婦や温泉好き同士で静かに過ごしたい
  • 貸切風呂も楽しみたい
  • ジビエや肉料理など食事にもこだわりたい

予約するときの注目ポイント

料金だけで決めず、定番の2食付き、黒毛和牛・熊野牛、ジビエなど夕食内容を見比べてください。「秘湯に来た記憶」を食事まで含めて残したいなら、料理グレードの高いプランを選ぶ価値があります。

十津川は移動時間がかかるからこそ、到着したときの解放感も大きい場所です。

温泉そのものを旅の目的にしたいなら、今回の6軒の中では最有力候補です。

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2位 吉野温泉元湯|わずか7室、「吉野の隠し湯」で静かな夜を

賑やかな温泉街より、小さな宿で静かに過ごしたい。

そんな人にオススメしたいのが吉野温泉元湯です。

楽天トラベルでは「吉野の隠し湯」と紹介されている自家源泉を持つ宿で、客室はわずか7室。

大型旅館のように館内で何でも楽しむ宿ではなく、温泉、庭、料理、静けさをゆっくり味わう宿です。

「隠し湯」という言葉が似合う温泉

吉野温泉元湯の温泉は、赤みを帯びた独特の湯。

宿自体が「吉野の隠し湯」と紹介しており、華やかなスパとはまったく異なる世界観があります。

昔から湯を求めて人が訪れてきた場所で、湯船に浸かっていると、ただ温まるだけではなく「昔の旅人もこの土地まで湯を求めて来たのだろうか」と想像したくなります。

秘湯旅行で大切なのは、豪華さだけではありません。

その場所にしかない物語まで感じられること。

吉野温泉元湯には、その魅力があります。

吉野山観光のあと、観光客が帰った時間を味わう

吉野は桜で知られていますが、宿泊する良さは日帰り客が帰ったあとの時間にあります。

日中は吉野山を歩き、夕方には宿へ。

温泉に入り、食事を楽しみ、夜は部屋で静かに休む。

翌朝、また違った表情の吉野を眺めて出発する。

観光だけで帰るのとは違う、落ち着いた旅になります。

冬なら秘湯とぼたん鍋の組み合わせも

季節によっては、自家製味噌で味わうぼたん鍋プランなども用意されています。

冷えた山の夜に温泉へ入り、温かい鍋を囲む。

派手な演出はなくても、「冬の温泉旅行でやりたかったこと」がそのまま詰まった過ごし方です。

吉野温泉元湯がオススメな人

  • 部屋数の少ない静かな宿が好き
  • 昔ながらの秘湯らしい雰囲気を味わいたい
  • 吉野山観光と温泉を一緒に楽しみたい
  • 夫婦二人でゆっくり話せる旅行にしたい
  • 冬ならぼたん鍋も楽しみたい

予約するときの注目ポイント

客室数が少ない宿なので、旅行日が決まっている場合はまず希望日の空室を確認。食事内容は季節によって変わるため、通常会席だけでなく、その時期限定の料理プランも比較してみてください。

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3位 洞川温泉 行者の宿 角甚|露天風呂付き客室で二人きりの温泉時間

「秘湯らしい場所には行きたい。でも、記念日旅行なら客室も妥協したくない。」

そんな夫婦・カップルに特にオススメなのが、洞川温泉の行者の宿 角甚です。

旅籠の面影を残す全8室の宿で、そのうち2室には温泉を引いた露天風呂があります。

山里の秘湯と、露天風呂付き客室。

昔ながらの温泉旅行と、二人だけで過ごす贅沢を一度に味わえるのが大きな魅力です。

記念日なら露天風呂付き客室を最初にチェック

温泉露天風呂付き客室なら、大浴場の時間や混雑を気にせず、好きなときに湯へ入れます。

チェックインしてすぐ。

夕食前。

夜、温泉街を歩いて戻ってから。

そして翌朝。

「もう一回入ろう」と思った瞬間に入れることが、宿泊中の満足感を大きく変えてくれます。

特に誕生日、結婚記念日、付き合った記念日など、宿そのものを旅の目的にしたい日には相性のいい客室です。

貸切露天風呂まで楽しめる

角甚には貸切露天風呂もあり、現在掲載されている宿泊プランの中には貸切露天風呂の利用を含むものがあります。

客室露天風呂とはまた違う湯船を二人で楽しめるので、「とにかく温泉に何度も入りたい」という旅行にも向いています。

大峯猪、鴨、川魚。山の宿らしい夕食も楽しみ

角甚では、大峯猪、鴨、川魚など山里らしい料理を味わえるプランがあります。

現在は鴨と大峯猪の両方を味わう贅沢鍋のプランなども用意されています。

露天風呂付き客室だけでなく、夕食まで少し贅沢にすると、外へ観光に出なくても「今日一日が特別だった」と感じやすくなります。

角甚がオススメな人

  • 夫婦・カップルで奈良の温泉旅行へ行きたい
  • 記念日なので客室にもこだわりたい
  • 温泉露天風呂付き客室を探している
  • 貸切露天風呂も楽しみたい
  • 猪や鴨など山里らしい料理を味わいたい

予約するときの注目ポイント

角甚は「どの客室を選ぶか」で旅行体験がかなり変わります。特別な二人旅なら、最安プランだけを見るのではなく、露天風呂付き客室の「甚四郎の間」「桃の間」を含めて比較するのがオススメです。

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4位 洞川温泉 後鬼の湯・宿 花屋徳兵衛|夜の温泉街まで旅の思い出になる

温泉だけでなく、昔ながらの温泉街を浴衣で歩く時間まで楽しみたいなら、花屋徳兵衛が魅力的です。

洞川温泉は大峯山の麓にある山里。

夕方になると旅館や店に灯りがともり、現代の観光地とは少し違った懐かしい空気に包まれます。

宿の温泉に入って終わりではなく、夕食前後に温泉街へ出て少し歩き、山の空気を感じて部屋へ戻る。

その時間まで含めて一泊の思い出になります。

老舗旅館らしい館内で過ごす

花屋徳兵衛は、洞川で長く旅人を迎えてきた宿。

新築ホテルのような均一な空間ではなく、木の質感や旅館らしい造りを楽しむ宿です。

ピカピカのリゾートを求める旅行ではなく、昔ながらの温泉旅行らしさを味わいたい人に向いています。

二人旅なら「天空の間」も見ておきたい

現在楽天トラベルには、展望風呂付きの「天空の間」と、料理をグレードアップした「天の川会席」を組み合わせた宿泊プランがあります。

和牛の朴葉味噌や岩魚の姿造り、川魚、名水豆腐など、山の温泉宿らしい夕食を味わえる内容です。

せっかく夫婦やカップルで洞川温泉まで行くなら、通常客室だけでなく、このような風呂付き客室も一度比較してみるといいでしょう。

貸切温泉「是空の湯」も選択肢

客室のお風呂とは別に、貸切で利用できる温泉「是空の湯」もあります。

「風呂付き客室までは必要ないけれど、一度は家族や二人だけで温泉へ入りたい」という人にも選びやすい宿です。

花屋徳兵衛がオススメな人

  • レトロな温泉旅館が好き
  • 洞川温泉の町歩きも楽しみたい
  • 夫婦・カップルで風呂付き客室を選びたい
  • 貸切温泉を利用したい
  • 川魚や名水豆腐など土地らしい料理を味わいたい

予約するときの注目ポイント

通常の和室、展望風呂付き客室、夕食内容によってプランが分かれています。記念日なら「天空の間」+料理グレードアップ、価格とのバランスを重視するなら通常客室+山の幸会席というように目的から選ぶと迷いにくくなります。

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5位 十津川温泉 ホテル昴|秘境でも客室と設備の快適さを妥協したくない人へ

十津川の秘境感には惹かれるけれど、昔ながらの小さな民宿より、大浴場、露天風呂、客室、館内設備が整った宿を選びたい。

そんな人には十津川温泉 ホテル昴が向いています。

自然に囲まれた十津川村にありながら、25室の宿で、大浴場、露天風呂、サウナなどを備えています。

「秘湯」と「宿としての過ごしやすさ」のバランスが良い一軒です。

源泉かけ流しを複数のお風呂で楽しむ

ホテル昴では源泉かけ流しの十津川温泉を楽しめます。

温泉施設には複数のお風呂があり、客室にこもるだけでなく、館内で何度も湯めぐりを楽しみたい人にも向いています。

露天風呂で山の空気を感じたあと、夕食を食べ、翌朝にまた温泉へ。

遠くまで来たぶん、宿から出ずに温泉三昧できることが魅力です。

特別な旅行なら「檜風呂の温泉付き特別室」

ホテル昴で大人の二人旅をするなら、ぜひ比較したいのが源泉かけ流しの十津川温泉を客室の檜風呂で楽しめる特別室です。

大浴場へ行かなくても、部屋で好きなタイミングに温泉へ入れる。

夕食後、人目を気にせずもう一度湯に浸かる。

翌朝も出発前に入る。

十津川まで来た旅行だからこそ、温泉時間を増やせる客室には価値があります。

記念日なら大和牛のグレードアップ会席も

現在、楽天トラベルには奈良県ブランド牛の大和牛を味わえる料理グレードアッププランも用意されています。

温泉付き特別室と料理グレードアップを組み合わせれば、「秘湯へ行く旅行」から「温泉宿で過ごすこと自体が目的のご褒美旅行」へ変わります。

結婚記念日、還暦祝い、両親への旅行プレゼントなど、宿泊体験そのものを充実させたいときに検討しやすい選択です。

ホテル昴がオススメな人

  • 十津川の源泉かけ流しを楽しみたい
  • 大浴場や露天風呂など館内設備もほしい
  • 温泉付き客室でゆっくりしたい
  • 記念日なので料理も贅沢したい
  • 夫婦だけでなく家族旅行にも使いやすい宿を探している

予約するときの注目ポイント

ホテル昴は通常客室と温泉付き特別室で滞在の印象がかなり変わります。特別な旅行なら、まず檜風呂の温泉付き特別室の空室を確認し、そのうえで季節会席と大和牛グレードアップ会席を比較するのがオススメです。

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6位 長谷寺 湯元 井谷屋|長谷寺の余韻を天然温泉で味わう

山奥の秘湯に興味はあるものの、十津川までの長距離移動は少し大変。

そんな人に選びやすいのが長谷寺 湯元 井谷屋です。

長谷寺まで徒歩圏内にあり、寺社巡りと天然温泉を無理なく組み合わせられます。

秘境度だけなら十津川や吉野には及びませんが、「奈良らしい旅」と「温泉旅館」を両方楽しみたい人には非常に使いやすい宿です。

長谷寺を歩いたあと、そのまま温泉へ

井谷屋の魅力は、観光と宿泊をきれいにつなげられること。

長谷寺をゆっくり参拝し、参道を歩き、夕方には宿へ戻って温泉。

また電車に乗って奈良市内へ戻る必要がありません。

歩いた一日の最後に湯へ浸かり、夕食を食べてそのまま休めるのは、宿泊旅行ならではの贅沢です。

夫婦旅行なら部屋食・個室食にも注目

現在の楽天トラベル掲載プランでは、夕食・朝食を部屋または個室で楽しめる内容があります。

大きな食事会場ではなく、二人でゆっくり食べたい夫婦やカップルには嬉しいポイントです。

夕食には倭かもの小鍋など奈良らしい料理を含む会席、朝には茶粥などが用意されるプランがあります。

翌朝は長谷寺の朝のお勤めへ

井谷屋らしい体験として注目したいのが、長谷寺の朝のお勤めへ参加する宿泊プラン。

まだ観光客の少ない朝に寺へ向かい、読経や和太鼓の響きを体感する。

前夜に温泉へ入り、朝は寺の空気に触れる。

ただ温泉宿に一泊するだけではない、奈良だからこその一日になります。

井谷屋がオススメな人

  • 長谷寺をゆっくり参拝したい
  • 寺社巡りと天然温泉を組み合わせたい
  • 十津川ほど長い移動は避けたい
  • 夫婦二人で部屋食・個室食を楽しみたい
  • 朝のお勤めなど奈良らしい体験をしたい

予約するときの注目ポイント

単純な1泊2食だけでなく、夫婦・カップル向け、倭かも料理、長谷寺の朝のお勤め参加など、旅の目的がはっきりしたプランを比較すると満足度が高まりやすくなります。

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迷ったら「何を一番楽しみたいか」で選ぶ

6軒まで絞っても、「結局どこにすればいい?」と迷う人もいるでしょう。

そんなときは細かな設備を全部比較するより、一番楽しみにしていることを一つ決めると選びやすくなります。

一番叶えたいこと 第一候補 理由
本格的な秘湯へ行きたい 静響の宿 山水 山と川に囲まれ、複数の源泉かけ流しを楽しめる
静かな隠し湯に泊まりたい 吉野温泉元湯 わずか7室で秘湯らしい歴史と静けさがある
露天風呂付き客室に泊まりたい 行者の宿 角甚 限定客室で温泉を好きな時間に楽しめる
温泉街も歩きたい 花屋徳兵衛 洞川の昔ながらの町並みと老舗宿を一緒に楽しめる
秘湯でも快適に過ごしたい ホテル昴 温泉施設と温泉付き特別室を選べる
寺社巡りもしたい 湯元 井谷屋 長谷寺徒歩圏で奈良観光との相性がいい

夫婦・カップルなら客室のお風呂を最優先にすると満足しやすい

二人で温泉旅行へ行く場合、宿泊料金だけで比較すると通常客室へ目が行きやすいですが、記念日や久しぶりの旅行なら客室のお風呂にも注目してみてください。

大浴場では、当然ながら夫婦やカップルは別々になります。

ところが温泉・風呂付き客室なら、二人で過ごせる時間が増えます。

夕食前に一度。

夕食後にもう一度。

朝起きてまた一度。

時間を予約する必要もなく、人目も気になりません。

今回の宿なら、露天風呂付き客室を選びやすい角甚、展望風呂付き「天空の間」がある花屋徳兵衛、源泉かけ流しの檜風呂付き特別室を選べるホテル昴が候補になります。

温泉旅行は寝るためだけの宿泊ではないので、「部屋にいる時間そのものを旅行にする」という選び方もしてみてください。

奈良の秘湯で後悔しない予約のコツ

アクセスは宿だけでなく往復まで確認する

奈良の秘湯旅行で最も注意したいのは移動です。

特に十津川方面は、同じ奈良県内でも移動に時間がかかります。

「宿には何時に着けるか」だけでなく、翌朝どこへ行くかまで含めて確認しておきましょう。

公共交通ならバス時刻、車なら山間部の道路状況も確認しておくと安心です。

素泊まりより2食付きが向いている宿が多い

山の温泉宿では、周辺に夜まで営業している飲食店が少ない場合があります。

せっかく温泉に入ったあとに、再び車で夕食を探しに行くのはもったいないもの。

川魚、猪、鴨、和牛、名水豆腐、山菜など、その土地ならではの料理を宿で食べれば、移動を増やさず旅の楽しみを一つ増やせます。

記念日は最安値ではなく「何が含まれるか」で比較する

同じ宿でも、通常和室と風呂付き客室では旅行体験がまったく変わります。

同じ客室でも、通常会席と料理グレードアップでは夕食の楽しみが変わります。

宿泊料金だけを横並びで比べるのではなく、

客室のお風呂

貸切風呂

夕食のメイン料理

食事場所

客室の広さ

まで確認して、「その差額で何が増えるのか」を見て決めると後悔しにくくなります。

露天風呂付き客室は早めに空室だけ確認する

風呂付き客室は、宿全体の客室数よりさらに数が限られています。

特に週末、連休、紅葉、桜の時期などは、通常客室には空きがあっても希望の客室だけ先に埋まることがあります。

旅行日が決まっているなら、まず希望日の部屋タイプを確認してから比較を始めると効率的です。

季節で選ぶ奈良の秘湯

春は吉野温泉元湯・井谷屋

春は吉野山や長谷寺など、奈良を代表する花の名所と温泉を組み合わせやすい季節です。

日中は歩いて景色を楽しみ、夕方から温泉へ。

観光と温泉の両方を楽しみたい人に向いています。

夏は洞川温泉

山あいにある洞川温泉は、夏の温泉旅行でも訪れたくなる場所。

夕暮れから温泉街を歩き、宿へ戻って湯に入るという過ごし方がよく似合います。

秋は十津川

山の景色そのものが旅の目的になる秋は、山水やホテル昴のある十津川を候補に。

宿へ向かう道のりまで含めて、山深い奈良を感じられます。

冬は温泉と鍋料理

寒い季節は観光を詰め込みすぎず、早めに宿へ入り、温泉と夕食を主役にするのがオススメ。

ぼたん鍋、鴨、ジビエなど、山の冬らしい料理プランにも注目です。

車の場合は積雪や凍結など、その日の道路状況を必ず確認してください。

奈良の秘湯についてよくある質問

Q奈良で一番秘湯らしい宿はどこ?

A今回のランキングでは十津川温泉の静響の宿 山水を1位にしています。山と川に囲まれた環境と、複数の源泉かけ流しのお風呂を楽しめるため、温泉そのものを目的に旅したい人にオススメです。

Q夫婦・カップルに一番オススメなのは?

A温泉露天風呂付き客室を最優先するなら角甚が第一候補です。温泉街の情緒まで楽しむなら花屋徳兵衛、源泉かけ流しの温泉付き特別室と設備の快適さを重視するならホテル昴も候補になります。

Q車がなくても行けますか?

A公共交通で行ける宿もあります。ただし十津川や洞川はバス移動が長くなるため、往復の時刻を先に確認してください。比較的旅程を組みやすい宿を希望するなら、吉野駅から送迎の案内がある吉野温泉元湯や、近鉄長谷寺駅からアクセスできる井谷屋も選択肢です。

Q日帰りと宿泊ならどちらがオススメ?

A秘湯らしい非日常感を味わうなら宿泊がオススメです。夕方、夜、翌朝と時間を変えて温泉へ入り、山の料理を食べ、観光客が帰ったあとの静かな時間を過ごせます。特に十津川、洞川、吉野は、一泊すると旅の印象が大きく変わります。

Q露天風呂付き客室は高くても選ぶ価値がありますか?

A宿で過ごす時間を重視する二人旅なら、満足しやすい選択です。大浴場の営業時間や混雑を気にせず、夕食後や翌朝も好きなタイミングで入れるため、温泉そのものが旅行目的なら特に価値を感じやすくなります。

Q初めて奈良の秘湯へ行くならどこがいい?

A秘湯らしさ最優先なら山水、温泉街も含めて楽しみたいなら角甚または花屋徳兵衛、長距離の山道に不安があるなら井谷屋が選びやすいでしょう。

奈良の秘湯は「どの温泉か」だけでなく「どんな夜を過ごしたいか」で選ぶ

奈良で本格的な秘湯旅をしたいなら、十津川温泉 静響の宿 山水。

「吉野の隠し湯」という歴史と静けさを味わうなら、吉野温泉元湯。

夫婦やカップルで露天風呂付き客室に泊まるなら、洞川温泉 行者の宿 角甚。

温泉街の灯りと老舗宿の情緒を楽しむなら、花屋徳兵衛。

源泉かけ流しと温泉付き特別室、館内設備まで求めるなら、ホテル昴。

長谷寺参拝と天然温泉を組み合わせるなら、湯元 井谷屋。

同じ奈良の温泉でも、一晩の過ごし方はまったく違います。

山奥まで車を走らせ、川の音を聞きながら湯へ入る夜。

昔ながらの温泉街を二人で歩き、宿へ戻って客室の風呂へ入る夜。

会席料理をゆっくり味わい、翌朝、まだ静かな寺へ向かう朝。

温泉旅行の価値は、温泉に入っている数十分だけではありません。

宿へ向かう時間、夕食、夜の静けさ、朝風呂、そして帰るときに少し名残惜しく感じるところまで含めて、一つの旅です。

「ここで一晩過ごしてみたい」と思える宿が見つかったら、まずは旅行予定日の客室を確認してみてください。

通常客室しか残っていないのか、風呂付き客室を選べるのか。

定番会席にするのか、せっかくだから料理まで贅沢するのか。

空室を見ながら二人で話している時間から、もう秘湯旅行は始まっています。

※部屋タイプ、設備、料金、アクティビティ内容、送迎条件は変更されることがあります。予約前に最新情報をご確認ください。