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としやのブログ

徳島県在住の看護師です。

ブライトバーン 恐怖の拡散者

 

 

 

アメリカ中西部に飛来した巨大隕石。その中には1体の人間型エイリアンの子供がいた。発見した夫婦(子供がいない)はこの子を愛情深く育てる。やがて中学生に成長した子は自分の出自に疑問を持ち、自分には超人的な能力があることを知る。この子はこの能力を使い、悪を砕き弱き者をいわれなき暴力から守ろうと.....

 

…しない。ガーン
 


特殊能力を持ったことを知った少年は、その力を動物虐待、公共物破壊、クラスメートの女の子をストーキング、そして人の命を粗末に扱う行為に使い、やがて悪のヒーローとして覚醒するのだった。    おしまい。

 

映画界全体が正義のヒーローばかりだと、たまにはこんな奴もいてもいいじゃんという反骨精神が透けて見える。あの「スーパーマン」の設定を裏返しにしたような話。

映画史上最もロマンチックと言われる「スーパーマン」での空中散歩シーンへのオマージュもあり、これがものすごく悲痛な使われ方をしていて「スーパーマン」への歪な愛情を感じる。

 

 

ドクタースリープ

 

 

ホラー映画の名作「シャイニング」の続編。

前作はシャイニング(輝き)と呼ばれる超能力を持つダニー少年と幽霊ホテルに巣食う霊たちにとりつかれたアル中の父親、ダニーを守ろうとする母の3者の視点から超常現象を描いた作品。前作で生き残ったダニー少年は自分の能力をひた隠しながら母に守られながら生活を送り40歳を迎える。自分の能力がターミナルケアに活かせることに気づいた彼は看護助手として働き始める。一方、シャイニングを持つ子供からその能力を奪って永遠に生き続けようとするエスパー集団が新たに子供たちを襲撃する。シャイニングを通じて知り合った少女をエスパー集団から救うためにダニーは戦いに身を投じる。

 

前回はホラージャンル、今回はSFサイキックバトル。1作目の続きを単純に期待した人は大いに面食らうことでしょうね。しかし、原作のスティーブン・キングの小説ってジャンルまたぎの何でもアリな小説ではあるのでこれはこれで原作の忠実な映像化ではないでしょうか。全く関係のない3か所で起こった出来事が並行して描かれ、それが徐々に結びついて行き、クライマックスでは前回の舞台となった幽霊ホテルにキャラクターが全員集合し大団円を迎えるなんて長編小説の醍醐味を2時間30分にうまくダイジェストしていると思います。