<walk48日目> 「東学講義@釜山」 | walk9/韓国巡礼

<walk48日目> 「東学講義@釜山」

午前中は前回行けなかった人のために、
再び「釜山歴史ツアー」がありました。
前回参加した組はそれぞれに自由な時間…

中央洞駅付近にある税関は赤レンガで
これは・日本植民地時代
   ・西洋
   ・刑務所
の3つを象徴するそうです。

「日本は、戦争・世界がつくった近代史の中に埋もれている」

キム先生は目の色を変えて真剣に語りだしました。

・西洋はもともと資本があり、その支配下に兵隊・武器があった

一方で、日本は近代史が作った戦争と共に豊かになっていった

つまり
・兵隊・武器から資本を生み出し、今日も商品をつくってそれが消費されることが利潤を生みだす手段になっています。

国が介入し侵略した結果の豊かさがいまの日本を支えているのです。
そんな国、豊かじゃないよなぁ…

午後からはこの韓国巡礼に欠かせない重要なキーワード
「東学」の講義がソ・ジョンロク先生によって行われました。

話の大部分は、「男性性と女性性」について。

先生のお話によると、女性は身体の仕組み的にも 神聖で完全な存在として生まれるそうです。
男性には母性本能の代わりに、男性ならではの攻撃性が内在するため、女性を通して人生や愛を学ぶのだそう。
今、多くの女性が食生活や社会的環境が原因で男性化しています。
女性だから「こうであるべき」というものはありません。けれど、男女問わず、自分の役割を見つめて丁寧に生きていくことが大切だと思いました。

この話に対しては、Walkメンバーそれぞれに抱く思いが違ったようですが、
とても良い時期にこの東学のお話を聞くことができました。

今日もじわじわ変化しているWalk9便りです。

(さおり)