<walk49日目> | walk9/韓国巡礼

<walk49日目>

 釜山でのイベントが終わり、またwalkが始まりました。
 今日は釜山のイベントに来られた方がたくさん残って歩いてくださり、総勢41名でのwalkになりました。25日の音楽イベントに出演してくださったラビラビさんたちも一緒に歩いてくださいました。
 20日のゴール地点である金海(キメ)から歩き始め、途中滝の前で休憩したり、紅葉のはじまる森の中を歩いたりしながら昌原(チャンウォン)まで約20km歩きました。

 季節が秋から冬に変わっていくように、walk9も最後まで歩くメンバーが増え、少しづつ変わっていくのを感じます。
 定まった形があるわけではなく、日々変化しつづけるもの。
 雲のように、滝を流れる水のように。
 その一瞬一瞬を、一日一日を、一人一人との出会いを大切にしたい、そんなことを思いながら歩きました。

 夜に、宿泊先で、昌原の方々が交流会を開いてくださいました。
 まずwalk9のことをお伝えし、次に「日本軍慰安婦のハルモ二とともにする会」の方がお話ししてくださいました。
「韓国でもたくさんの人が日本の憲法9条を必ず守られるようになってほしいと願っています。みなさんには9条を守ることと同時に歴史の真相究明もはっきりしてほしいと思います。平和を祈りながら歩かれるみなさんが元気に歩かれることを祈ります。」

その後地元の方々がお茶を入れながら平和を祈る舞いや、カヤグム(伽耶琴)や、笛や、歌を披露してくださいました。

そして最後に明日で日本に帰るwalkメンバーのぴかれが歌とともにメッセージを伝えてくれました。
「これまでたくさんの方にお世話になり、その場を離れてからも僕たちのことを支えてくださり応援してくださっていること感じます。
その方たちへの感謝と、日本で応援してくださっている方への感謝とともに、
平和への夢とビジョンを持って、これからもゆるぎない意志で歩いていきたいと思います。」

 昌原の方々には泊めていただいた上に交流会を開いていただき、おいしいお茶を入れていただき、素敵な歌や演奏まで聞かせていただきました。
 そのあたたかい心を感謝とともに受け止め、これからのwalkと行いによって、その想いにこたえていきたいと思います。  (ふじいもん)