10月25日 | walk9/韓国巡礼

10月25日

WALK9 PEACE ON CONCERTがおこなわれました。
釜山大学の正門前の道路を100mほど塞ぎ
両端に二つのステージを組んだダイナミック会場で
日本と韓国から13組のバンドが出演しました。

妻と娘が来てくれたので、私は大学の背後に山を臨むステージで、
家族で歌を歌い、それからウォーク9の夢を語りました。

日本が、若者たちの力によって、国民投票で憲法9条を選びとったら
その若者平和のウェーブは韓国の若者たちに及び
韓国と北朝鮮が和解するでしょう。
その日本と韓国の若者たちの力はさらに中国の若者に波及して
中国とインドが和解する。
するとチベットの軍事的な重要性が消えて、
チベット人たちが故郷に帰ることができるようになるでしょう。
そんな大きな夢を語ることができるような素敵なステージでした。

日本からも桑名晴子さんや湘南のハーフムーンがかけつけて歌ってくださいました。
夜も更けたラビラビのステージでは、前に演奏したもう一方のステージの
韓国のグループと即興のコラボレーション。
響き合う二つのstageの間で若者たちが手をつなぎ
肩を組み、輪になって踊りまわるようすは、なんだか、
日本と韓国の間の海でみんなが手をつないで踊り歌っているように見えました。
それは新しい東アジアの若者文化が、いま、
ここに誕生していることをありありと実感した瞬間でした。

そのとき、フシギなことに それまで晴れていた空から
やわらかな雨が降りそそぎました。
そして10分ほどたつと、雨が止んで、ふたたび月があらわれました。
釜山の天と地の神さまも、よろこびの涙を流されたのだと思います。
若者たちの目にも涙が光っていました。