walk9/韓国巡礼メルマガ「東アジアかわら版」vol.3 | walk9/韓国巡礼

walk9/韓国巡礼メルマガ「東アジアかわら版」vol.3

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walk9/韓国巡礼メルマガ「東アジアかわら版」vol.3

                    発行:東アジア堂
                    発行日:2009.3.6

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 こんにちは。『東アジア堂』です。
 先日プレイベント第一弾を開催し、たくさんの方に「東アジア堂」に
参加していただき、一緒に東アジアについて考えることができました。
参加してくださったみなさん、ありがとうございました。
 東アジア堂では今後も4月に勉強会、5月にプレイベント第二弾を
企画しています。
 今後もたくさんの方の参加をお待ちしています。

<目次>
○ 2/22「walk9/韓国巡礼」プレイベント第一弾のご報告
○ 4/11「東アジア堂勉強会」のお知らせ
○ 5/2「walk9/韓国巡礼」プレイベント第二弾のお知らせ
○ 「正木高志トークライブ2009」のご案内
○ 【感想】2/28「つながる歌 つながる舞 つながるいのち」
○ 「東アジア堂」メンバー紹介

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○ 2/22「walk9/韓国巡礼」プレイベント第一弾のご報告

 2/22に「walk9/韓国巡礼」プレイベント第一弾を開催しました。
 みんなで輪になり、おむすびを食べながら、平和について、東アジ
アについて、みんなで語り合いました。
 まず前回の「walk9/おむすび巡礼」の映像とお話からはじまり、
なぜ韓国を歩くのかという話をし、参加者一人一人にそれを受け
て想うことを話していただきました。
 参加者のみなさんがそれぞれ日々の暮らしの中で想うことや、
「walk9/韓国巡礼」に対して想うことを話してくださり、全員話し終
わったら2時間があっという間に過ぎていました。その後ミニハング
ル講座をし、みんなでハングルの歌を歌い、最後にアンケートを書
いていただきました。
 アンケートでは「あなたの東アジア人度」をお聞きしたのですが、
今回の参加者の平均東アジア人度は39.8%でした。これが高い
のか低いのかはわかりませんが、今後毎回イベントの度にお聞きし、
これが上がっていくのかどうか確認したいと思っています。
 メルマガをお読みのみなさんもよろしければ「あなたの東アジア人
度」と「なぜそう思うか」をお聞かせくださいね。
 最後に参加者の感想を抜粋して紹介させていただきます。

「25%。今日の集まりを体験して、少し東アジア人を意識してきました。」

「20%。『東アジア』を今まであまり意識したことがなかった!アジア
人とかならありますが。でも今日来たので20%UP!」

「25%。まだ日本という大きさでしか何かしようと考えれていないので。
9条のことで韓国にまで考えを広げたのは今日がはじめてです。」

「5%。普段日本人としか思ってない。むしろ日本人だーとも思ってない
です。考えさせられました。」

「50%。普段は「私は東アジア人だー!」と思うことはほぼ無いですが、
東アジアに行って、同じ肌の色の異国の人とふれあう時、アジア人同士
だからこそ分かり合えるモノを感じた時にすごくそう思う。
いろいろなきっかけで集まってきた方々に一緒に同じ場を共有できて
とてもよかったです。時間が経つのが早かったです。」 

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○ 4/11東アジア堂勉強会のお知らせ

 東アジア堂では、「walk9/韓国巡礼」に向けて事前に勉強会を
開催し、韓国について、東アジアという地域の持つ課題と可能性
について、過去に日本が韓国にしてきたことについて、学んでいき
たいと思っています。
 その第一弾を4/11に開催しますのでぜひご参加ください。

『東アジア堂勉強会vol.1』
テーマ:“東アジア市民社会”の可能性
     ——環境からみた東アジア市民社会と東アジア共同体

日時:4月11日(土)14時~17時
場所:沙羅舎 2階和室(JR三鷹駅徒歩5分)
http://www.mall.mitaka.ne.jp/webmall/img0093sarasya/top.htm#map
参加費:500円
ゲスト:廣瀬稔也(ひろせ・としや)さん

【ゲストプロフィール】 廣瀬稔也さん
1972 年生まれ。 2000年に東アジア環境情報発伝所を設立、現在代表。
中韓の環境NGOと日中韓環境情報3言語サイトENVIROASIAを運営。
現在は、主にアジア域内におけるE-waste問題などに取組む。
共編著書に『環境共同体としての日中韓』(集英社新書、2006年)、
『市民セクター経済圏の形成』(日本評論社、2003年)、『地球と生きる
133の方法』(家の光協会、2002年)などがある。

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○ 5/2「walk9/韓国巡礼」プレイベント第二弾のお知らせ

「walk9/韓国巡礼」プレイベント第二弾を国分寺にあるカフェスロー
にて開催します。この日はwalk9の生みの親である正木高志さんと、
ゲストに前回のメルマガでも紹介させていただいた映画監督の前田
憲二さんをお招きし、東アジアについて、日本人のルーツについて、
平和について語っていただきます。ぜひご参加ください。

日時:5月2日(土)18:00開場 18:30開演 21:30終了
場所:カフェスロー(JR国分寺駅徒歩5分 東京都国分寺市東元町2-20-10)
http://www.cafeslow.com/
参加費:予約 2000円  当日 2500円(ともにワンドリンク付)
申込み:042-401-8505(カフェスロー)
問い合わせ:higashi-asia-do-owner@yahoogroups.jp

【ゲストプロフィール】 前田憲二さん
1935年生まれ。映画監督。日本や中国・朝鮮半島の祭りや芸能を追い続け、
祭事を記録した映像作品は250本以上におよぶ。
代表作に『おきなわ戦の図 命どぅ宝』、『土佐の泥繪師繪金』、『神々の履歴書』、
『土俗の乱声』、『鉄と伽耶の大王たち』(日韓合作)、『恨・芸能曼陀羅』、
『百萬人の身世打鈴』など。著書には『渡来の祭り・渡来の芸能』(岩波書店)、
『日本文化の源流を探る』(沖浦和光編、解放出版社)などがある。
2001年、韓国政府より玉冠文化勲章を授与される。

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○ 「正木高志トークライブ2009」のご案内

 3月と4月にwalk9の生みの親である正木高志さんのトークライブを
関西と関東で行います。お近くにお住いの方、ぜひご参加ください。

【京都】
日時:3月27日(金) 午後7時
場所:綾部 旧奥神林小学校
参加費:1000円
お申込み先:090-9763-3823(樹心さん)

【神戸】
日時:3月29日(日) 朝9:00-11:00
場所:ミドリカフェ(神戸市東灘区本山北町2-6-24-1F)
http://midoricafe.jp/
参加費:2000円(1ドリンク付)
お申込み先:078-412-7214(ミドリカフェ)

【神戸】
日時:3月30日(月) 19:30-21:30
場所:モダナーク・ファームカフェ(神戸市中央区北長狭通3-11-15)
http://www.chronicle.co.jp/main.html
参加費:1800円(1ドリンク付)
お申込み先:078-391-3060(モダナーク・ファームカフェ)

【大阪】
日時:3月31日(火)  開場 18:30時 開演 19:00
場所:自然食レストラン「ばんまい」(大阪府池田市鉢塚3-15-5A)
http://teshigotoya.jugem.jp
参加費 1500円(1ドリンク付、要予約)
お申込み先: 072-761-0064(ばんまい・やさいの広場)

【東京】
日時:4月25日(土)  15:00~17:00(受付14:30~)
場所:三鷹 沙羅舎 地下1階 舞遊空間
(JR中央線「三鷹」駅 南口より徒歩6分、東京都三鷹市下連雀3-1-24)
参加費:1500円
お申し込み先:[メール]higashi-asia-do-owner@yahoogroups.jp
             (↑4/25、4/26どちらをご希望かお書き下さい。)
         [TEL.FAX]0422-41-8617(沙羅舎)

【神奈川】
日時:4月26日(日) 15:00~17:30(受付14:30~)
場所:ナチュラル&ハーモニック プランツ
(神奈川県横浜市都筑区中川中央1-25 ノースポート・モールB2F)
(横浜市営地下鉄「センター北」駅より徒歩1分)
参加費:1500円
お申し込み先:[メール]higashi-asia-do-owner@yahoogroups.jp
             (↑4/25、4/26どちらをご希望かお書き下さい。)
         [TEL]045-914-7505/[FAX]045-914-7506(プランツ)

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○ 【感想】2/28「つながる歌 つながる舞 つながるいのちー戦争と女性の
人権博物館建設のためのチャリティーコンサート東京ー』@一ツ橋ホール

 タンソの音が響き、チャンゴの音がはじけ、鐘の音が響く。
 チマ・チョゴリがふわふわと舞い、静かに歌声が聞こえる。
 コンサートは、戦争で亡くなった魂のために祈ることから始まりました。
 舞い手は、趙寿玉さん。
 チマ・チョゴリに羽が生えているように、ふわふわと舞う姿にうっとりしました。
 短歌とパンソリを歌うのは、安聖民さん。
 1人の歌い手が、太鼓の伴奏にあわせて身振り手振りで物語を語るパンソリは、
日本の長唄や落語など伝統芸能にも通じるようで、ルーツを感じずにはいられ
ませんでした。
 そして、ピアノとバイオリンにあわせて歌う、李政美さん。
 伝統を取り入れながら、万人に通じる歌を歌う透明な声に……惚れました。
 アジアにルーツを持ち、日本で生まれ育った3人の女性アーティスト。
 それぞれの中に受け継がれたもの、そして生きていく中で得てきたもの。
 “魂を解き放つ”、まさにその言葉通りの表現でした。
 観ているうちに、少しずつ演者と聞き手の境がなくなっていく。
 李政美さんの歌で、その境がすぅっとなくなったように感じました。
 肩の力が抜け、気負いなく、“つながっていこう”と思える。
 このコンサートは、ソウルの西大門独立公園内に戦争と女性の人権博物館を
建設するためのチャリティーコンサートです。
 コンサート開催までの道のりは、平坦ではなかったといいます。
 ずっと忘れたくても忘れられない過去を胸に秘めてきた元日本軍慰安婦の
ハルモニたち。
 ようやく証言の場を得ても、臭いものに蓋をするような、両政府の対応。
 それでも国籍関係なく“つながろう”とする人々がいて、ようやくここまできたんだ。
 そんな背景が見えるからこそ、肩の力を抜いて、境なく“つながろう”とすることが
大切だと思いました。
 そして、“つながろう”と声をあげているアーティストたちに、これから韓国を歩く
私たちを、少し重ね合わせた夜でした。
 いや~……しかし、李政美さん最高でした!
 ただのファンです(笑)

「戦争と女性の人権博物館」日本建設委員会のHPはこちら。
http://whrmuseum-jp.org

(栗田)

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○「東アジア堂」メンバー紹介

 今回も東アジア堂のメンバーを紹介します。今回は大阪にお住まいの
オム・チャンジュンさんです。「東アジア堂」メンバーはまだまだ募集中
ですのでぜひご参加ください。

 みなさん、大阪箕面在住の嚴敞俊(オム・チャンジュン)です。普段はコリ
ア語の先生しています。親しい学生はオムチャンと呼んでくれてます。生ま
れは違いますが、ソウル出身。性格は多分真面目系です。
 好きな日本語は「おもいやり」。最近、市民ネットを立ち上げ、事務局を
やっています。ちょうど3/1からHP公開を始めたので、一般用の掲示板は
ありませんが、一度見てください。http://www.nikkan100.net です。
 東アジア堂のみなさんとはこれからですが、31日の正木さんのトークには
行けるので、ゆっくりとお付き合いお願いします。walkにはおそらく参加は
できませんが、後方でできることはしたいと思います。何ができるかは考え
ていこうと。
 さて、行けば、思い出をたくさん作れるでしょう。大げさかもしれませんが、
21世紀の東アジアを開くという気概を持ってほしいです。平和の通信使だ
と思ってほしいですね。

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最後までお読みいただきありがとうございました。
今後ともどうぞよろしくお願いします。

東アジア堂メンバー一堂