「25歳はお肌の曲がり角っていうし、
物忘れも増えるよ」

昨年の誕生日、
職場の先輩からそう言われました。
昨年いただいたプレゼントが入っていた袋の底にも…(笑)
やっぱりアラサーになると色々あるのね…
と思いました。
でも、その言葉には続きがあったようです。




最近、私はバタバタすることが多くて、
以前よりも物理的に、精神的に、
先輩とちょっと離れることになりました。
先日、用事があって先輩の席まで(その距離、十数メートル)向かうのですが、
「あれ、なんだったっけ…?」
声をかけるのと同時に、
何の用事だったか忘れてる…!!
そんな様子の私を見た先輩は、

「25歳はお肌の曲がり角だし、
記憶力も悪くなってくるんだよ。
でも、30歳すぎくらいには、
持ち直すから心配しなくていいよ」


「持ち直す」理由は先輩曰く…

・自分に合うスキンケアが見つかって、
 無駄な冒険をしなくなる
→少なくとも意味不明な肌荒れは減る(笑)
・ほどよく割り切ることができたり、
    賢くなっている
→失敗しても挽回できる方法が身についている

…ということらしいのです。
その先輩と私はちょうど一回り歳が離れていて、
話していると色々学ぶことばかり。

「歳をとることは楽しみなことなんだな」
と思います。
先輩の一言もそうだけれど、
5年間で「年齢」について
あまり悩まなくなりました。


でも、2〜3年前までは
自分の年齢とか
ほかの人との年齢差とか
すごく気にしていました。

初めての就職先で分からないことがあったり、
失敗したりすると、こう言われました。
「ああ、きみはどうせ分からないよね。若いから」
「そんなこともできないんだ。まあ、若いからね」
その仕事を辞めてからも
トラウマみたいになっていて、
人に年齢を聞かれるのが本当に怖かった。
実年齢より上の歳に見えるように、
5歳上くらいの服装を選んでた。
仕事が影響している部分もあるけれど、
言葉は標準語オンリーだった。

それを克服できたのは、
幅広い年齢層の方々と交流できたから。

それと、初めての仕事を辞めたとき、
「好きなことを思いっきりやろう」
と決めたのが良かったと思います。

野鳥関係で仲良くなったのは、
おじいちゃん、おばあちゃんが多かった。
初めて行ったライブは劇伴作家 澤野弘之さんの「[nZk] 004」で、
同い年のボーカリストGemieさん(R!Nさん)のファンになった。
そこから、ファンの方々との交流もあった。
オフ会にも参加させてもらって…。
今年2月の「鯖会」では
サバ料理がすごく美味しかった。
参加してくださった皆さんは
年齢も出身地も職種もバラバラだったけれど、
そんなの全く問題なくて
とても楽しい時間を過ごすことができました。

結論、
自分の年齢とか
周りの人との年齢差とか、
楽しんでるうちに気にならなくなりました。

今の私から
2〜3年前の「年齢」を
懲役期間か何かと思ってた私に
声をかけられるなら、こう言いたいです。

年齢なんて関係なくて、
ちゃんとしてる人は
若くてもちゃんとしてる。
おじいちゃん、おばあちゃんになっても、
私より全然元気な人もたくさんいる。
今年は昨年よりも楽しいよ、
来年は今年よりも楽しいよ、
年々、良くなっていくよ。
消してしまいたい過去もあるけど、
その経験こそが自分自身や
誰かの助けになるよ。


そう信じて、
明日からも頑張ります。
こんな時期だけれど、
できることをできる限りやって
よりよい明日を手繰り寄せたいと思います。


sOnO




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