本日は無事に営業ヽ(*'ー')ﾉ
というわけで、さっそく私物のコーナーです。
ヨシオカさんに許可をもらってカウンターに絵本を置きました。
メキシコの民話の絵本。
『ファンが悪魔をつかまえた』
非常に好きな本であります。絵も、お話も好きです。
白黒の版画で迫力があります。
可愛い絵柄じゃないし、リアルでもないんだけど
この中に出てくるコヨーテとか悪魔が大変可愛いです。
コヨーテの、ゴワゴワむっちりした感じがたまりません。
この可愛いコヨーテは主人公に４回ほど食べられそうになりますが
なぜか最後まで主人公と一緒にいます。
主人公は大変な腹ペコです。
食欲旺盛なあまり家計を傾かせ
どう見ても一人っ子なのに家を追い出されるレベルです。
悪魔を探して旅している間も、しょっちゅう腹ペコになっており
キレている時は「おまえを くってやる！」と脅し
穏やかな時は「ぼくは はらぺこなんだ。おまえを たべるぞ」と
静かに語りかけます。
捜索の協力者から、果ては当初の目的のはず相手に至るまで
とにかく人間以外の獣（および獣っぽいもの）であれば
腹が減れば誰でも食おうとします。
「おい コヨーテ、ぼくは はらぺこだ。おまえを たべるぞ」
こう、ひらがなで「おまえを たべるぞ」とコヨーテに言う感じがなんともいえず
私の姉と、私のツボに完全にきました。
姉は笑い上戸なので、私が「おい、コヨーテ‥」とつぶやいただけで
飲みかけの飲み物を吹き出します。
そろそろ「コヨーテ禁止」を言い渡されるかも知れません(；'ー')
「気まぐれに持ってきたり帰ったりする私物」として店に置くつもりでしたが
この絵本は自分用をしっかり買い足してから持って来ました。
置いてみたら、今日早速本を手に取られた方が２人いらしたです。
気づかれたのがお帰りの際だったので
「今度来た時に」と去ってしまわれましたが(笑)
ああ、早く誰か読んでくだされ！！
そして一緒にはらぺこになりましょうヽ(*'ー')ﾉ
まずはマスターにも読んで欲しかったんですが
あいにく今日は無理でした。
でも、いいのです。
お客さんがいっぱいいらしたからなのです( ΦωΦ)ｂ
どれくらいみえたかというと・・
この写真と、前の写真とでは
写っているグラスがそっくり入れ替わっていても
まだまだ洗いものが終わっていない状態。
どころかテーブルにもまだ残っているくらいでありました。
ところでマスターの体調不良の原因ですが、分からなかったらしいです。
なんか昨日急に具合が悪くなったらしいです。
( ΦωΦ)あらら、そうでしたか‥
(；ΦωΦ)
私が思い出すのはおととい、木曜日の夜です。
寝る前に携帯電話を充電しようとしてみて
その日一日、電源を入れていなかったことに気がつきました。
そして電源を入れてみるとＮＴＴからメールが来ました。
それによると、夜の１０時くらいにマスターから着信があったらしい。
「これは多分土曜も出勤する話だなあ」
と、なんとなく分かったし、夜中だったので
掛け直さずに寝てしまうことにしました。
寝ることに決めながら、さてどうしようかなと
私は思っておりました。
絵のグループ展に出品する絵の仕上げをこれからしたいので
この土日が勝負であったのです。
なのに、土曜日がつぶれると。
「これはもう、ろくな仕上がりにならない。今年は出品しない！」と私は決めました。
でもちょっと悲しかった。
少し前から準備していた絵でしたし
内容的に、ここで出品しないとなかなか出番が無さそうです。
あるいは私の心が変わって描けなくなる可能性もあります。
仕上げたかった・・
そういう、悲しい話を電話が運んでくるのが腹立たしかったので
電話の電源を切って寝てしまおうかと思いました。
でもなんとなく、それはやめました。
「もし、急に行かなくていい事になった場合の電話に備えておこう」
と思ったのです。
何故そう思ったかは分かりません。
だってその夜から見た翌日といったら
普段から自分の担当の金曜日なわけでありますし。
と、そんな夜のあくる日
夕方に自宅に帰って、バイトに出かける準備をしていたところへ
マスターから電話が来て
お店が休みになったのでありました。
私はそのまま家に留まり、絵が非常にはかどりました。
この調子なら搬入に間に合いそうです。
よかった。
そこはよかった。
でも、もうおかしなことを考えるのはやめようと思いました。
おかしな予感がした時は、即座に自分で
その予感をうち消そうと思います。
まあ、偶然なのでしょうけれど‥
金曜日の電話で念のため「風邪ですか？」と聞いて
でもそうじゃなかった時の「あ、俺やっちまった」感ったらなかったです(；ΦωΦ)
まかないにいきましょう(；'ー')ﾉ
調理中からおいしそうな匂いで厨房を満たした
カレー風味のチャーハンでありました。
ごちそうさまでした！
元気に、また来週っ＝＝＝＝＝＝＝＝( ФωФ)ﾉ