ほうれん草のミルク煮です。
よくありそうなメニューです。
でもどこかとりとめのない味なんです。
というわけで先日、カレー部で人に相談いたしました。
「客観的に判断していただきたいレシピがあるんです。」
「うん。」
「ほうれん草を下茹でしておいて、牛乳を沸かします。」
「うんうん。」
「沸いたミルクにほうれん草を入れて、塩コショウ、蜂蜜で味付け。」
「うん‥」
「最後に、たまたま余ってた抹茶を入れました。」
「なんでそんなコトすんの?!」
本当にイヤそうな、ほとんど悲しそうな顔をされてしまいました。
「いや、なんか牛乳の白とほうれん草の緑のコントラストがキツくて‥」
「色は一緒だけどね!それはない!そこはコンソメでしょう!!」
コンソメかー。
でも色もさることながら、お肌にいい料理にしたかったのです。
お茶は肌に良いということなので、つい。
あとなにより、その日は生チョコにまぶすために抹茶を器に出していて
その残りを片づけたかったのでありました。
だから多分もうしません。
抹茶はもうしません。
でもまた色で料理してしまいました。
今回の緑は、パセリをすりこぎで潰して入れた緑です。
また微妙な味‥
クセのある者同士の、
同席してはならないものたちが出会ったばかりに起こった、戦い‥!
次はなにを入れましょうか。