セブ島での活動を収録したDVDを作って会報と一緒に支援して頂いている皆さんに発送しようと準備をしていましたが、やっと焼き上がりまして千葉の事務局に郵送出来てホッと一息ついています。

テレビ局から映像資料の問い合わせがあったのが先月の末ですので、丁度1ヶ月掛かってしまいました。9月の30日に現地セブ島で毎週開いている日本語教室と家庭訪問の様子をビデオで撮影したのですが、当日は神戸からNGO活動の体験学習をしに来た外語大学の学生さんの訪問がありましたので、日本語教室と家庭訪問に同行される事になりました。

                 

その日の日本語教室は5名参加の予定だったのですが、奨学生達の大学行事と重なってしまい、2名だけの参加で少しさみしい日本語教室となるところでしたが神戸の大学生さんが参加してくれたので良かったです。

日本語教室のあとはセブ市からマンダウエ市、そして南部のサンフェルナンドまで行ったので撮影は夜までかかりました。

              

現地NGOはビデオカメラを持っていないので、撮影してくれる人込みの1日レンタルビデオを依頼して撮影したわけですが、業者も古いビデオカメラを使っているので内蔵のマイクが片側壊れていまして、日本語教室などは殆ど聞こえない状態で、音声編集だけでかなりの時間が掛かってしまいました。

編集した映像はセブからルソン島に渡り、ルソン島で編集中に仕事の関係で中国のシンセンに行かねばならなかったので音声編集した映像をシンセンから横浜に帰る日本人にお願いして横浜から埼玉にお住まいのメニュー編集をして下さる方に渡り、編集が完了してマスターDVDが静岡の私の所に届いたのが一昨日でした。

              

そして昨日やっと皆さんにお送りするDVDが焼き上がりました。まだ音量が小さいので視聴する際にはテレビのボリュームで調節して頂く様にDVDの操作方法のお知らせを書いて会報と一緒に送る事にしました。

現場の活動を撮影してDVDで皆さんにと簡単に考えていましたが、やはりセブ島ですから撮影した映像を業者から受け取るのも「スンナリ」とは行きませんでした。依頼したのは現地でイベントやニュース、そして結婚式まで何でも撮影している業者なんですが、オーナーが華僑の人なので予定よりも長くなった分の追加料金を請求されました。

こちらとしては予算も無くて、未編集で良いので1日撮影者込みで3000ペソという事で依頼したのですが、通常ならDVD1枚のところを未編集なので3枚分だからと5000ペソの請求が来たのです。

未編集なので業者は撮りっぱなしで楽なハズなのに3枚分だからと追加料金を請求されて、しかも納品の際に渡されたのは2枚、さらに中身は1枚半でした。これでは納得出来ませんので現地NGOの濱野さんの奥様が交渉して3枚X3セットで5,000ペソと言ったのにおかしいと。そして最終的には3,400ペソにまで下がりました。こういう交渉も日本人だと中々出来ないものです。

              

そんな訳で色々と時間が掛かってしまいましたが、皆さんのご協力で活動報告DVDも出来上がり、千葉の事務局へ送ったので、会報と一緒に週明けには送付出来ると思います。

パソコンで再生されますとスライドショーに画像の乱れが発生していますので、出来れば家庭用のDVDプレーヤーでもってテレビで観て頂ければと思います。なにしろ素人が作った手作りDVDなので、そこらへんはお見逃し下さい。(^^;)

そして映像と音声字幕等の編集をして頂いた皆さん、また会報の編集をして下さった皆さん、ご厚意でカラー印刷をして下さった皆さんのご協力で、NGOには負担を掛けずに今回初めてのDVD制作や会報発行が出来ました事を、この場をお借りして厚くお礼申し上げます。

                 

※少し余裕をもってDVDを焼きましたので、これからご支援を頂けた方々にも随時お送りして、現地NGOの活動やセブ島の子ども達について知って頂けたらと思います。