去年の初夏の頃、炭の話を聴きに行った。

『炭は地球を救う』の著者、宮下正次さんの講演会だ。


 そのときの熱い思いは当時のブログを→http://ameblo.jp/wakuwakupyokon/archive1-201106.html


とにかく酸性雨で傷ついた森や土壌も中和してくれるし、山口県の新野恵さんの話では、放射能も除去してくれるそうだし、半田の板山炭焼きクラブでは、神戸川に竹炭を撒き続けた結果、10年ほどで、ホタルまで帰ってきたなんて話もきいている。


「やりたいな~」とは思いつつ・・・1年半。


思わぬところから、話は舞い込んできた!

地元、美浜町布土の炭焼きクラブのおじさんたちが、10年前に建てて活躍していた竹炭窯(ドラム缶窯)と小屋を、メンバーの高齢化からもうやめて、こわしてしまうということ。

もし、やってくれる人がいたら、使って欲しいという話だ!


「けどオレと明美だけじゃあ、あんなデカイ窯、ムリだよなあ・・・。おっちゃんたちからの期待と見えないプレッシャーもあるし・・・」


なんて、少し尻ごみ気分だったけど、まわりの友人知人に声をかけると、7,8人の若人(20代、30代、40代ですが・・)と、わくわくの子どもたちが名乗りを上げてくれた!


口に出してみるもんですね。

仲間がいるって、いいですね。


竹炭ができたら、ここの布土川にも撒いて、畑にも撒いて、床下にも入れて、竹酢液も飲んだり、塗ったり・・・。たくさんできたら、美浜町が買い取ってもくれるそうだし・・・。

と夢はふくらむ。


炭焼きクラブのおじさんたちが本当に親切に、つきっきりで教えてくれました。

山の竹も提供してくれました。




いざ、山に入って、竹の切り出しです。

はじまりますよ~!




            わくわくぴょこんのブログ-は き

      節のところが白いやつは、一年目の竹だから切らないそうです。

      そんな違いがあったんだ!



            わくわくぴょこんのブログ-は り

        長~いからね。ふたりで、『ぐりぐら運び』です。



            わくわくぴょこんのブログ-さ は

          よっこいしょっ!



            わくわくぴょこんのブログ-り は

   さつき、それ持ち上げれたの?!(この時点で2.4メートルに切ってはあるけれど・・)
       
   身の丈にあったサイズを担いでる、りず(中央)は飄々とした様子。
           (枯れた竹ですが、木っ端として焚き物になるそうです)

       

            わくわくぴょこんのブログ-り き

           広いところに出して、枝はらい。




            わくわくぴょこんのブログ-ならべ




            わくわくぴょこんのブログ-楽器

           「いい音が鳴るっ!」

            木琴ならぬ竹琴?

うれしそうに、手のひらで叩いてる子もいます!


             わくわくぴょこんのブログ-ぎゅうぎゅう

         ほんと好きですねえ、ギュウギュウ感。






さあ、炭焼き小屋に着きました。

            わくわくぴょこんのブログ-は は





            わくわくぴょこんのブログ-さ と は





まず、ドラム缶に余裕で入る80センチの長さに切ってから、専用の竹割り器を使って4つか6つに割っていきます。

             わくわくぴょこんのブログ-さ わ

              便利な道具です。


             わくわくぴょこんのブログ-と わ1






             わくわくぴょこんのブログ-と わ2

              きれいに割れるんだよねえ。

           臨場感あふれる絵といいたいですが、ただのピンボケです。
           ・・・すんません。



             わくわくぴょこんのブログ-節

          これまた、すぐれものの節とり道具。
        
          小さなひしゃくのような形ですが、カップの淵が刃物になってます。

          鍛冶屋さんに特注で作ってもらったそうです。

          小道具まで揃ってて、ほんと、ありがたいです。

             わくわくぴょこんのブログ-た わは

       みんなが自分のできそうなこと、やりたいことをやっていきます。



             わくわくぴょこんのブログ-り わは

          


             わくわくぴょこんのブログ-た な

          仕上がった原木(原竹?)は台に並べていきます。


    
             わくわくぴょこんのブログ-こっぱ

       窯の中に原竹を詰めたあと、焚き口の方に木っ端(こっぱ)を詰めます。
     
       細かく割って、木っ端作り。




2日かけて、ここまで終わりました。

これからやる炭焼き窯の中にギュウギュウに詰めていくところ、フタをするところの写真を撮り忘れてますので、よかったら、いっしょにやってくれたRibyさんのブログにとんでって見てください。

 →http://ameblo.jp/riby-riby/entry-11386910318.html



今回、えらく長くなりました。
最後までおつきあい、ありがとうございます。

焼き上がった炭は、あっという間の明日、アップ予定です。(本当は3,4日かかってる!)