人生2回目の採卵。
前日の来院時間確認で7:20だったので、理事長かも?と淡い期待を抱きつつ、
来院時間の1時間前までに食事を済ませて、出発。
受付番号1番で、二番目の採卵。(今日は少なかったのも)
着替えて、待っている間にソワソワトイレに…3,4回
手術室に入ると、やはり独特の緊張感。
ちらっと見上げると、そこには理事長
心の中でやったーと叫ぶ。
今回も採卵よりも消毒の方が痛い。(流産の処置の方が痛かった・・)
毎回のことながら、看護婦さんの暖かい手が本当に心強い救われる
今回は麻酔ありとしたけど、理事長ならいらなかったかもと思いつつ、
意識しないように、何も考えない様にしていたら、痛みもそんなに気にならず、
何やらブツブツが聞こえる。
違うな、もうないな、xxxxx…。
そして、最後にくまなく卵巣内を診て、取り残しがないかを確認。
穿刺と思われる痛みも数えられず、ガーゼ入れた感覚もなく
そんなこんなしている間に終了。
一体何個採卵出来たのか…。
リカバリールームに戻ると採血の指示が出ているとのことで、採血。
ちょっと痛みがあったので、1時間の安静。
一体何が起きていたのかちょっと嫌な予感
採卵結果(3/7 (43%))
変性卵子(主席)1個
未成熟卵子(GV)3個
内診後の診察
「黄体ホルモン(P4)が、低い(0.24)。普通は1超えるんだけどなぁ、点鼻に反応していない」
(↑これが何を意味するのかよくわかず。質が悪いとか言っていた気がするけど、動転しててうろ覚え)
「主席が空(前回もだけど)、点鼻が反応していないってことは流産の影響があるなぁ・・・」
と、カルテ(前回の体外受精の結果の流産(2020年4月))見ながら、話している。
9月には、自然妊娠、流産しているから、さらに影響が長引いているのかなぁ、3ヶ月経過しているけど、
D3の時、βーhcg0.2だったしと、今回早まってしまったかと・・後悔の気持ちが出てくるけど、
検査してここまで進んできたし、仕方ないと気持ちを切り替える。
「GVだから、今回は難しいと思う。生理きたら次3日目ね」
と言われて、終了。
看護師さんからの説明後、培養士さんからの話
「G Vなので、明日成熟までいけば、顕微受精となります。
ただ、確率40ー50%,さらに凍結まで行けるのは、1-2%なので、厳しいと思います。」
「培養結果の確認の電話の前に、培養結果によっては請求書が届く場合があります。」(電話は1回になってた)
とかなり確率が低いことを思い知らされる。
漢方も飲み始めて、食事も気をつけて、出来ることは全てしてきたつもりで、
今回、凍結2個くらいできたら良いなぁと願望を抱いていただけに
ショックで会計待つ間に涙が出てくる。
これが現実
出産までの道のりは、奇跡の連続であることを思い知らされる。
子供を願う人全てが通る道だとわかっていても、
自然妊娠もしたし、自分だけは、違う、大丈夫と期待と共に思い込んでしまう。
帰宅し、夫の顔を見ると、泣けてきた。
今朝も「ボクに出来ることはないけど、頑張ってきて」と送り出してくれて
採卵修了をLINEすると「ゆっくり休んで」
と、言葉数は少ないけれど、いつも私の気持ちを汲んだ言葉をかけてくれる
そして、
「ダメだった・・今回・・・こんだけやってきたのに・・」
というと
「何もしていなかったらもっと悪い結果だったかもしれない。
理事長が採卵してくれたのだから、(今の最善の結果)しょうがないよ。」って。
確かに、何もしていなかったわけではない、その時その時のbestを選択してきた。
さらに、今回は、嬉しい期待外れの理事長採卵。
前回(2019/12)の採卵では、M IIが2つ、G Vも凍結までは至らなかったけど、育ってくれた。
1%の確率を期待しつつ、
次回に向けて、しっかりと体調を整えよう