朝のほのかな光に浮き上がる
バラの花
目を開けて、見る
確かに見ている
その「見ている」というエッセンスを感じてみよう
そして、「私がバラを見ている」と言わず
「バラに見られている」と言ってみよう
「見る」のエッセンスがバラにあり、
それがこちらを見ていると。
そのままじっと、見るとか見られるという概念を捨ててみよう
バラとか私という概念も捨ててしまおう。
そこに
完璧さが見えるなら
それは自身であるということ
ここには
自身だけがある
これは愛としかよべないのでは？
バラも私もいない
ここには、愛だけがあると。
それが本当のことで、
それがリアル
するとバラも私もそのリアリティからすると、
言葉遊び
実態のない夢のようなものではないか
金のネックレス
金の指輪
「ネックレス」、「指輪」は、形に名前をつけただけの実態のない概念で
どちらも金と呼ばれるものではないか
見えるすべてが
エッセンスで
エッセンスをみれば
境目がなく
エッセンスの海になる
色・形はそのエッセンス・リアリティをまとった着ぐるみで
どこでもなく、誰でもなく、何でもない
そのリアリティ・・愛であるだけ。
愛があるだけ。
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