ここはいったいどこでしょう
宇宙という中心のない広がりである真空の中で
太陽から約1億5千万キロメートルのところにある惑星・・というように
相対的にしか説明できないここは
その関係性がないならばここは どこ？
知っている・・と思っているすべてが
当たり前と思っているすべてが
まったく何も知らないもの
目の前のすべての名前を取ると
この真空にまったく不可思議なものたちが顕れている
ニンゲンと呼ばれているものも まったくもって不思議な形 機能 ・・あたりまえのものではない
すべてがずっと不可思議なまま
色褪せることなく
このどこでもないここで
未知なるままに いきいきと
そして、ただ ここに 純粋な認識が起こっている
圧倒的にただそれが在る
未知なのにここにあるこの「いきいきとした」は
これがこうだから・・名づけるならば 生命
生命そのものだから
この生命を顕れとして映している 感じている
すべてはこれ自身
すべてはこれ
未知なる智であるもの そのもの
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