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『 関心領域 』 鑑賞

監督・脚本:ジョナサン・グレイザー
原作:マーティン・エイミス


タイトルの「The Zone of Interest(関心領域)」は
第2次世界大戦中 ナチス親衛隊が ポーランド・オシフィエンチム郊外にある アウシュビッツ強制収容所群を取り囲む 40平方キロメートルの地域を 表現するために使った言葉で 映画の中では 強制収容所と壁一枚隔てた 屋敷に住む 収容所の所長と その家族の暮らしを描いている


『 関心 』
ある物事に特に心を引かれ 注意を向けること
『 領域 』
ある力・作用・規定などが及ぶ範囲 また その物事・人がかかわりをもつ範囲


アウシュビッツ強制収容所と

壁一枚隔てた 家で暮らす

所長夫婦と その子供達
暮らし始めて 四年

同じ環境にありながら

収容所への思い・行動は

其々が 違う方向へ


まだ 幼い 長女と次男の

考えと 行動に 

唯一の 救いがあった



⁡間違った環境に置かれても

いつの時も 何処にも

正しい考えを持ち続け

正しい行動をする事ができる

正しい人が居る


⁡改めて そう思った