11月14日🌼デルフィニウム=変わりやすい心

🏡言葉の風景

美しい日本の言葉
            -前-

一文字
・現 ウツツ=この世に存在して
    いる現実の事
・廟 ミタマヤ=先祖をまつる堂
・朧 オボロ=ほのかで、
    はっきりしない
・皇 スメラギ=天下を統治する
    天皇

二文字
・黄昏タソガレ=日没直後、
    空に夕焼けの赤い名残
    がある時間帯
・驟雨シュウウ=にわか雨や
    夕立の雨
・開闢カイビャク=天と地が
    初めて出来た時
・寒柝カンタク=冬の夜に響く
    拍子木の音
・久遠クオン=永遠の事

・暁闇アカトキヤミ=月が無く
    薄暗い夜明け前
・玉響タマユラ=少しの間
・玉蜻タマカギル=淡い光
・銀湾ギンワン=銀河の別名、
    天の川
・言霊コトダマ=言葉に宿る
    霊力
・御霊ミタマ=神、貴人の
    霊の敬称

11月15日🌼ロベリア=謙譲の美徳


・光芒コウボウ=細長く
    伸びる一筋の光
・頃比コロオ=頃合い、
   その時分
・紫電シデン=鋭い眼光、研ぎ
    澄ました刃の鋭い光
・時雨シグレ=一時的に降っ
   たり止んだりする雨
・神妙シンミョウ=人知を超えた
   不思議な現象

・吹越フッコシ=晴天に山越し
    に風花が舞うさま
・星彩セイサイ=星の光
・月影ツキカゲ=月の光
・星霜セイソウ=年月、歳月の
・静寂セイジャク=静でひっそり
・静寂シジマ=沈黙している
・仙郷センキョウ=俗界を離れた
    仙人の住む地

・爽籟ソウライ=秋の風の響く音
・朝朗アサボラケ=朝、明るく
    なる事
・天明テンメイ=夜明け、明け方
・入相イリアイ=日暮れ時
・白夜ビャクヤ=太陽が沈んで
   も暗くならない
・斑雪ハダレ=ハラハラと降る
    雪、薄っすら積もった雪
・美麗ビレイ=美しく艶やか
                                 
11月16日🌼四つ葉クローバー=望みが叶う

🎹 サッちゃん

作詞/阪田寛夫
                 1925-2005
作曲/大中    恩
                 1924-

1)
サッちゃんはね
サチコって言うんだ
ほんとはね
だけどちっちゃいから
自分のことサッちゃんて
呼ぶんだよ  
おかしいな サッちゃん
2)
サッちゃんはね
バナナが大好き
ほんとだよ
だけどちっちゃいから
バナナを半分しか
食べられないの
かわいそうね サッちゃん
3)
サッちゃんがね
遠くへ行っちゃうって
ほんとかな
だけどちっちゃいから
僕のこと忘れて
しまうだろ
さびしいな サッちゃん


11月17日🌼アキレア=悲しみを癒します

1959年NHKラジオの
「うたのおばさん」で発表。
作曲の大中恩(従兄弟関係)
依頼を受け作詞。この
歌詞にまつわる怖い都市
伝説が真しやかに語られて
いますが勿論作者の意図と
するものでは無く幼少期の
淡い想い出が元になってい
るのです。

南大阪幼稚園で出会った
1歳年上の幸子という少女
引っ越しで転園した時の
ちょっと胸キュンな気持ち。
バナナが半分しか食べられ
なかった事は、実は彼自身
が虚弱だった為の実体験だ
そうでこれをダブらせた
お話にしたそうです。

3番詞の=遠くへ行っちゃう、
が「あの世」へと話が展開し
ホラー童話になってしま
ったのでしょう💦


11月18日🌼コエビソウ=おてんば

さて、サッちゃんのモデル
なった人物とは?
と言う事で彼に尋ねてみる
「天王寺動物園のチンパン
ーの名前だよ」と聞かされ
作曲の大中恩。
長年真実は公表されません
でした。。。が、それは

かつて阪田家と同じ団地
だった作家の阿川佐和子
家族としくしていた事
サッちゃんのモデル
だと思い込んでいたの
ですが全く別人だと直接
伝えられ大変がっかりし
そうです💦
サワコからサッちゃんとは
呼べそうも無いですね~。

11月19日🌼スターチス=私の心は変わらない

作者の阪田寛夫は代々紺屋
の屋号で現・広島県竹原市
忠海で海運業を営み、祖父
が38歳で広島から大阪へ出
て阪田インキ製造所=サカタ
インクスの前身、を興業し
父は二代目社長で、600坪
の屋敷に三兄弟の末弟とし
て成長しました。

母は英文科出身で米国教師
から多くの西洋料理を習い
なかなかの腕前。この時代
かなり華やかな食生活だっ
た事でしょうね。

熱心なキリスト教徒の家庭
そして家族中で宝塚歌劇の
ファンだったそうです。
後の彼の次女は女優で宝塚
歌劇団の元花組男役トップ
スターの大浦みずき。(長女
は作家の内藤啓子)彼は晩年
迄、宝塚歌劇に親しんだそ
うです。

11月20日🌼ゲッカビジン=ただ一度だけ会いたくて
大学卒業後、朝日放送入社
主にラジオ番組のプロデュ
ーサとして番組制作携わり
退社後に小説家デビューし
土の器=1975年芥川賞受賞
を始め1980年代には4度
受賞に輝く他、詩集やエッ
セイ等多数。中でも特筆
すべきは大変尊敬していた
まどみちお、に関する
エッセイ『まどさん』の
ユニークな作品があります。

限りなく澄んだ秋空の様な
透明感、負われた背中の母
の優しい温もりと心地好い
揺れが甦る、、、い懐か
しい昔の自分に出会える、
そんな豊かな詩情、そこに
響いて来る魂の声に二人の
性が共鳴するのでしょう。

読みたい本がどんどん増え
て来ました💦

🎤人気の子供ソング~
          サッちゃん、のほかに
  🎵おなかのへるうた
  🎵やきいもグーチーパー
  🎵ともだち賛歌
  🎵マーチングマーチ
  🎵トトトのうた    
                                     他         

          
🎨趣味百選=欄/アクリル画/K.T.さん作

ひまわりノート
           📘
音楽自叙伝 (33)
           
2020年7月♪夏の思い出
歌詞探訪から思い付き
蛇足の様に始めた
ひまわりノート 、、、
自分の音楽史には数々の
出会いがあり、そこに
学びがあった事。私の師、
先輩後輩同僚、生徒に
その父兄、あらゆる活動
の人間模様。そして自分
の家族。皆、みんな、
ありがとう!ありがとう!


いえ、幕引きは、まだ。
      
       👉非認知能力
達成感、充実感、意欲、
知的好奇心、自己肯定感、、
その子にとって、より良い
結果へ辿り着く為の道程
=プロセス、そこを表だっ
認める!褒める!それは
音楽に限らず、それを見出
だすのは担当の先生の深い
観察力、洞察力、温かい
人間愛。。。

📷趣味百選=瑠璃光寺五重塔/山口県山口市



華やかな受賞者ばかりでは
ない、半面、脚光浴びる事
なくそれでも地味に地道
に、ひたむきな熱い思いで
取りんでいる先生&生徒
の皆さんが人知れずえて
る課題に共感し、不足の
モノ未熟のモノも背負う私
ですが音楽教育の中で共に
非認知能育成を目指す
私の音楽史最終章は、昨年
ささやかですが小さな最初
の一歩を踏み出しました🚶

狭い日本、そんなに急いで
どこへ行く🚗💨と、こんな
標語が昔ありました、、、
そうそう!慌てず焦らず、
くさらず諦めず。即効性の
高い西洋医薬では無く総合
的にジワジワと透する
漢方薬の様に、少々時間は
かかりますが心の深みへ
じっくり、じんわりと、、

大切な目視出来ない根っこ
の調整を!人生の基盤
る心の漢方薬手法お届けは
日常レッスンの活性剤です。
ここに、ひまわり先生の
音楽自叙伝最終章が誕生
した事をもって16ヵ月の
蛇足「ひまわりノート」を
終了させて頂きます。

 

ご愛読頂きまして
      ありがとうございまた

🎁『くれよんぽけっと

      五感レッスン研究室』

通称=くれよんぽけっと、
として2020年秋に活動を
開始致しました。
少しずつですが反響頂き
「笑顔」が届いております。
私のエネルギーの続く限り
先生&生徒の輝く笑顔に
応えて参りたくいます。
いずれ、窓口をネットにも
設定の予定ですが少しでも
興味を感じて下されば大変
光栄です。







📎歌詞探訪、言葉の
風景は引き続き継続
致します。

🍀ご訪問に感謝致します
         ✏毎週月曜日に更新しています



Let's 五感Lesson
           🌻
ひまわり先生の
 音楽脳育広場

画/誕生花と幸せの
花言葉366日(主婦の友社)
画/花言葉「花図鑑」
夏梅陸夫(大泉書店)