令和哲学者Noh先生と5人の侍によって開催されている第930回令和哲学カフェ。
AI時代における人間の尊厳の危機。
基準点ゼロ、新しい基準点を必要とする時代。
自分の考えで考えたい、核個人時代を生きる心の時代。
心人間がつくる組織化、勢力化、文化化、文明化とは、どんな特徴、パターンを持つようになるのかをテーマで考えてきていました。
今までの哲学者たちをまとめていく5週目、4日目。
月曜日はレヴィナス、緒方 淳さん
火曜日はドゥルーズ、小林 隆人さん
水曜日はフーコー、永尾 雅也さん
木曜日はデリタ、森 智樹さん
金曜日はまとめ、長岡 美妃さん
4年前コロナパンデミックによって社会が混乱し不安が蔓延する中、新しい方向性と基準点を示すためにはじまった令和哲学カフェ。
今日5月17日(金)21時~22時半の回は4年間の修了式になります。通算931回の予定。平日毎日21時~22時半に同じ内容は一回もなく開催してきた蓄積のすごさを感じます。
長岡さんよりレヴィナス、ドゥルーズ、フーコー、デリタについてのプレゼンが行われました。
現代哲学の見事な整理に感動。
人との関わりの大切さと、それがうまくいかない難しさ。
その限界を突破する認識と物語、プロジェクトを獲得できる価値を感じました。
「他者の介入により、自分にかかっているフィルターが破壊され、再創造が起こる。
この現実は竹の上部のようなものであり、根っこはつながっている。コミュニケーションによって、繋がっている根っこに化学反応が生じる。
他者の目によってお互いに窮屈になっている人間社会、この仕組みを破る挑戦をしなければならない。
この世界は絶えず動き続けているから決めつけることはできない。しかし、人間は条件づけて世界を見るため、他者を無条件に歓待することができないのだと感じました。
その限界を突破できた時、共同体創建に向かうことができる。
今回のディスカッションテーマは、AI時代にAIが学びたくなる哲学の条件、要素とは?というものでした。
Noh先生や出演者の皆さんのお話を聞いて、感じたことを書きたいと思います。
映像スクリーンは石、それを投げているのがバックスクリーン、この映像スクリーン、バックスクリーンも石で、その石を投げているのがスクリーンの外。
哲学は石を投げている根本原因にアプローチしなければならない。
デカルトは、疑っている自分を否定することができませんでした。
水一滴もつくれない自分は存在不可能、映像スクリーンをイメージすれば、存在しても存在していないということがイメージできる。
スクリーンの概念でシンプルに整理できる価値を感じました。
スクリーン感覚で生きよう。
いよいよ今晩は4年間の修了式、とても楽しみです。
川名 哲人
Dignity2.0国際カンファレンスは、世界で初めて世界基軸教育を提唱し、2021年の大阪初開催以来、毎年国内外から4000名以上の企業・団体・個人が参加しています。
今年も大いに盛り上がり、来年は仙台で開催予定です。
2023年10月31日発売
Noh Jesu著「これからの生き方Best Being」
明日5月18日(土)20時〜22時(毎週第三土曜日20時~22時)
第17回アモール・ファティ祭 デジタル認識が世界を変える~心を使え!BEST BEING~
7万年間隠されてきた「人類文明のアセンションの秘密」を明らかにする。尊厳ロマリアプロジェクトです。
全国で開催されています。