令和哲学者Noh先生と5人の侍によって開催されている第929回令和哲学カフェ。
AI時代における人間の尊厳の危機。
基準点ゼロ、新しい基準点を必要とする時代。
自分の考えで考えたい、核個人時代を生きる心の時代。
心人間がつくる組織化、勢力化、文化化、文明化とは、どんな特徴、パターンを持つようになるのかをテーマで考えてきていました。
今までの哲学者たちをまとめていく5週目、3日目。
月曜日はレヴィナス、緒方 淳さん
火曜日はドゥルーズ、小林 隆人さん
水曜日はフーコー、永尾 雅也さん
木曜日はデリタ、森 智樹さん
金曜日はまとめ、長岡 美妃さん
4年前コロナパンデミックによって社会が混乱し不安が蔓延する中、新しい方向性と基準点を示すためにはじまった令和哲学カフェ。
明日5月17日(金)21時~22時半の回は4年間の修了式になります。通算931回の予定。平日毎日21時~22時半に同じ内容は一回もなく開催してきた蓄積のすごさを感じます。
森さんよりデリタについてのプレゼンが行われました。
プレゼンを通して、ビッグ思考の大切さを感じました。
二項対立など既存の枠組みや体系を解体し、新たに構築し直す脱構築によって人間の思考幅を大きく広げました。
差延(すべては少しずつ変化していく)しかないため、どう解釈するのかが大事になってくる。
今回のディスカッションテーマは、AI時代に一番に解体しなればならない、脱構築しなければならないことは何でしょうか?というものでした。
Noh先生や出演者の皆さんのお話を聞いて、人間の1千兆倍の脳機能を持つAIが登場する時代が来るとき。
脳機能の活用では人間はAIに勝てません。AIと人間の差が、人間と金魚同じくらいになります。そうなったら相手にされないでしょう。
脳機能を心機能に解体する必要があります。
それには道具が必要となります。
道具がなければ、解体も構築もできません。
その道具が1-5-1言語であり、問題の最小単位を明確に規定できる令和哲学。
これまでの枠組みを解体して、新しく出発しよう。
レヴィナス、ドゥルーズ、フーコー、デリタを一気にまとめる今晩も楽しみです。
川名 哲人
Dignity2.0国際カンファレンスは、世界で初めて世界基軸教育を提唱し、2021年の大阪初開催以来、毎年国内外から4000名以上の企業・団体・個人が参加しています。
今年も大いに盛り上がり、来年は仙台で開催予定です。
2023年10月31日発売
Noh Jesu著「これからの生き方Best Being」
5月18日(土)20時〜22時(毎週第三土曜日20時~22時)
第17回アモール・ファティ祭 デジタル認識が世界を変える~心を使え!BEST BEING~
7万年間隠されてきた「人類文明のアセンションの秘密」を明らかにする。尊厳ロマリアプロジェクトです。
全国で開催されています。