令和哲学者Noh先生と5人の侍によって開催されている第926回令和哲学カフェ。
AI時代における人間の尊厳の危機。
基準点ゼロ、新しい基準点を必要とする時代。
自分の考えで考えたい、核個人時代を生きる心の時代。
心人間がつくる組織化、勢力化、文化化、文明化とは、どんな特徴、パターンを持つようになるのかをテーマで考えてきていました。
今までの哲学者たちをまとめていく4週目、最終日。
月曜日はフッサール、原田 卓さん
火曜日はヴィトゲンシュタイン、吉田 純さん
水曜日はハイデガー、森 貴司さん
木曜日はサルトル、善家 圭さん
金曜日はまとめ、長岡 美妃さん
長岡さんよりフッサール、ヴィトゲンシュタイン、ハイデガー、サルトルを一気にまとめるプレゼンが行われました。
大きな世界大戦が起こり、量子力学が本格的に台頭してきた時代。
フッサール、ヴィトゲンシュタイン、ハイデガー、サルトルの要点をコンパクトにまとめた濃度の濃さにびっくり。
そしてフッサールとハイデガーと西田 幾多郎との共通点と違い。
西田 幾多郎とNoh先生の共通点と違いのをまとめた、とても深くて壮大な内容でした。
AI時代に存在をどのように規定するのかというテーマでディスカッションが行われました。
Noh先生や出演者の方々のお話を通して感じたことを書きたいと思います。
存在不可能な世界から、存在が当たり前の世界が生まれてきます。
不可能性そのものの自分を規定できないと、整理整頓ができません。
存在不可能な主体が、存在を整理しようとすることは無理があります。
自分という存在を正しく規定できないことには、存在の整理整頓ははじまらないということを特に感じました。
絶対世界(存在不可能)と相対世界(存在可能)を成り立たせている不二の主体への変化の必要性を実感しました。
スクリーンの概念と動きが存在させる言語によってそれが可能な令和哲学。
まずは不完全な自己規定を自覚するところからはじめよう。
来週も楽しみです。
川名 哲人
Dignity2.0国際カンファレンスは、世界で初めて世界基軸教育を提唱し、2021年の大阪初開催以来、毎年国内外から4000名以上の企業・団体・個人が参加しています。
今年も大いに盛り上がり、来年は仙台で開催予定です。
2023年10月31日発売
Noh Jesu著「これからの生き方Best Being」
5月18日(土)20時〜22時(毎週第三土曜日20時~22時)
第17回アモール・ファティ祭 デジタル認識が世界を変える~心を使え!BEST BEING~
7万年間隠されてきた「人類文明のアセンションの秘密」を明らかにする。尊厳ロマリアプロジェクトです。
全国で開催されています。