令和哲学者Noh先生と5人の侍によって開催されている第925回令和哲学カフェ。
AI時代における人間の尊厳の危機。
基準点ゼロ、新しい基準点を必要とする時代。
自分の考えで考えたい、核個人時代を生きる心の時代。
心人間がつくる組織化、勢力化、文化化、文明化とは、どんな特徴、パターンを持つようになるのかをテーマで考えてきていました。
今までの哲学者たちをまとめていく4週目、3日目。
月曜日はフッサール、原田 卓さん
火曜日はヴィトゲンシュタイン、吉田 純さん
水曜日はハイデガー、森 貴司さん
木曜日はサルトル、善家 圭さん
金曜日はまとめ、長岡 美妃さん
森さんよりハイデガー、善家さんよりサルトルついてのプレゼンが行われました。
ヴィトゲンシュタインとヒトラーが同級生というハイデガー。
フッサールに学びました。
存在があることを知るために、フッサールの説いた純粋意識よりも、自分自身という存在をよく理解する必要がある。
現存在は自らの存在を問う、他者との関わりの中で存在できる。
死を意識した時に現存在の本来性を発揮できる。
侍の死ぬここと見つけたりという精神と団結がハイデガーの理想だったのではないかというまとめでした。
実存は本質に先立つと説いたサルトル。
何にも規定されない意識の自分がいるから、自ら決めつけていかなければならないがそこには責任がある。決めつけても必ずしも満たされる訳ではない。そこにも責任を持つこと。
内容が深くて、ここでは書ききれませんが、難解な哲学をわずか20分ほどでまとめてしまうのが、すごいなと思いました。
AI時代のサルトルの存在、ハイデッカーの存在、ヴィドゲンシュタインの存在、フッサールの存在がどう変わるのか?AI時代の究極の人間の規定とはどうなるのか?というテーマでディスカッションが行われました。
Noh先生や出演者の方々のお話を聞いて、実存だけでも、もしくは本質だけでも片手落ちで、両方の規定と関係性を明確に語る必要性があるのだと思いました。
存在を理解するのに存在の中にいたら理解できません。
存在の外、エネルギーの外の心そのものになること。
そして心、エネルギー、存在(物質)の仕組み語れる新しい言語の発明により、誰もが心からの喜びで生きることができる、令和哲学の価値を感じました。
心からの歓喜で生きよう。
フッサール、ヴィトゲンシュタイン、ハイデガー、サルトルを一気にまとめる今晩も楽しみです。
川名 哲人
Dignity2.0国際カンファレンスは、世界で初めて世界基軸教育を提唱し、2021年の大阪初開催以来、毎年国内外から4000名以上の企業・団体・個人が参加しています。
今年も大いに盛り上がり、来年は仙台で開催予定です。
2023年10月31日発売
Noh Jesu著「これからの生き方Best Being」
5月18日(土)20時〜22時(毎週第三土曜日20時~22時)
第17回アモール・ファティ祭 デジタル認識が世界を変える~心を使え!BEST BEING~
7万年間隠されてきた「人類文明のアセンションの秘密」を明らかにする。尊厳ロマリアプロジェクトです。
全国で開催されています。