令和哲学者Noh先生と5人の侍によって開催されている第920回令和哲学カフェ。
AI時代における人間の尊厳の危機。
基準点ゼロ、新しい基準点を必要とする時代。
自分の考えで考えたい、核個人時代を生きる心の時代。
心人間がつくる組織化、勢力化、文化化、文明化とは、どんな特徴、パターンを持つようになるのかをテーマで考えてきていました。
今までの哲学者たちをまとめていく3週目。
月曜日はキルケゴール、荒牧 明楽さん
火曜日はマルクス、リアユー(喜多島真由美)さん
水曜日はニーチェ、坂中 ゆうこさん
木曜日はフロイト、石田 千穂さん
金曜日はまとめ、長岡 美妃さん
リアユーさんからマルクスについてのプレゼンが行われました。ポイントが圧縮されていてとても分かりやすく感動しました。
哲学者、経済学者、革命家、社会変革者。
ナポレオン戦争が終りウィーン体制を経てドイツが統一を目指した時代。
産業革命、資本主義が発達し、世界に植民地を持ったイギリスに追いつくために小国が乱立していたドイツが産業化、軍事化によって統一の道を歩む中で生きました。
マルクス哲学の2つの特徴
- 唯物史観(唯物論的弁証法)
- 剰余価値概念
1.唯物史観(唯物論的弁証法)はヘーゲルの弁証法を認めつつ、批判も展開し独自の理論を形成。
現実世界の阻害を問題視しました。
抽象的な理念ではなく、現実の関係から物事を考えていく必要がある。
抽象的で非現実的な具体的でない哲学空論こそがドイツの立ち遅れた現状を反映していると主張。
マルクスのことを理解してくれるエンゲルスと出会い、動きが加速します。
”共産主義宣言”を執筆。
今まであったすべての社会の歴史は階級闘争の歴史だった。
労働者はあらゆる身分が解体されており、誰もが持っている涙と共有できるから革命家の担い手になると規定しました。
2.剰余価値概念
登場人物を資本家と労働者に絞って経済の仕組みを説明。
剰余価値は、機械などの不変資本からは生まれず、体調の好不調などによって生産性が変化する、可変資本の労働力からしか生み出されない。
マルクスのメッセージ。
常識を疑え。
自分を解放して、人類を解放する。
社会を変革させる原動力とはというテーマでディスカッションが行われました。
生きにくさや不便さを見つける力、人間の意識を爆発させる概念、格差、自己を信じる、今ここみる文化が地下。
地上が神話になる新しい出会い、ベストビーイングセラピスト、尊厳ロマリアプロジェクト、宙船完成、尊厳パレード100万人結集、人間の尊厳溢れるオートプラットフォーム、日韓が教育によってひとつになる日韓兄弟国家で、ワンワールドという壮大なストーリーになりました。
これらの原動力は完全学問、教育チャンピオン日本。
そのエンジンは核爆弾の連鎖を止めた1945年8月15日の決断と覚悟。
これを人類尊厳時代の出発点にできるのか。
上記のようなNoh先生と出演者の方々のディスカッションを通して、本質から現実をつくる教育とロードマップ、そして日本の歴史的実績を認識することができる令和哲学の価値を感じました。
認識の変化から現実をつくっていこう。
川名 哲人
Dignity2.0国際カンファレンスは、世界で初めて世界基軸教育を提唱し、2021年の大阪初開催以来、毎年国内外から4000名以上の企業・団体・個人が参加しています。
今年も大いに盛り上がり、来年は仙台で開催予定です。
2023年10月31日発売
Noh Jesu著「これからの生き方Best Being」
5月18日(土)20時〜22時(毎週第三土曜日20時~22時)
第17回アモール・ファティ祭 デジタル認識が世界を変える~心を使え!BEST BEING~
7万年間隠されてきた「人類文明のアセンションの秘密」を明らかにする。尊厳ロマリアプロジェクトです。
全国で開催されています。