令和哲学者Noh先生と5人の侍によって開催されている第919回令和哲学カフェ。 

 

AI時代における人間の尊厳の危機。

基準点ゼロ、新しい基準点を必要とする時代。

自分の考えで考えたい、核個人時代を生きる心の時代。

心人間がつくる組織化、勢力化、文化化、文明化とは、どんな特徴、パターンを持つようになるのかをテーマで考えてきていました。

 

昨日は今までの哲学者たちをまとめていく3週目の初日でした。

 

 

月曜日はキルケゴール、荒牧 明楽さん

火曜日はマルクス、喜多島真由美さん

水曜日はニーチェ、坂中 ゆうこさん

木曜日はフロイト、石田 千穂さん

金曜日はまとめ、長岡 美妃さん

 

 

荒牧さんからキルケゴールについてのプレゼンが行われました。

 

この世界は絶望だとしたキルケゴール

 

父から罪と罰を告白され、絶望に溺れた放蕩生活の中、自分が贖罪のために存在していると気づきます。

 

 

絶望の種類についての話が特に印象的でした。

  • 快楽を求め絶望に気付かない。
  • 絶望を分かっているけど逃げてしまう。
  • なぜこんなに絶望しているのか、他者を攻撃する。
  • 絶望を回避することは無理だと諦め、希望を背にしてしまう。

 

どれも心当たりがあり、洞察力がすごいなと感じました。

 

絶望から目を背けずにいかに主体的に関わっていくかが重要。

神と1対1で向き合うことで本来の自分を取り戻すと説きました。

 

正しく絶望すれば幸せになる。そのためにはどのような条件が必要か?というテーマでディスカッションディスが行われました。

 

 

ハーバード大の研究で判明した「希望という感情は絶望の後にしか現れない」というニュースを思い出しました。

 

人間はいつか死ぬので、意味価値を見出せない。

死を克服する必要がある。

生死を超えた今ここだけが実在することが理解できる令和哲学

 

正しい問題発見によって、機械的条件反射しかしておらず、本当の自由が無いことが分かる。

不可能性そのもの自分だから生きたまま死ぬことができる。

それで無限の可能性そのもの自分から物語を持って現実を楽しめる。

不可能性そのものの自分と無限の可能性そのものの自分は不二である。

 

Noh先生のまとめや出演者の方々のディスカッションを通して、正しい絶望の重要性と、今までにない新しい自分で生きる清々しさを感じました。

 

絶望から希望を生み出そう。

今晩のマルクスも楽しみです。

 

川名 哲人

 

 

Dignity2.0国際カンファレンスは、世界で初めて世界基軸教育を提唱し、2021年の大阪初開催以来、毎年国内外から4000名以上の企業・団体・個人が参加しています。

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