令和哲学者Noh先生と5人の侍によって開催されている第888回令和哲学カフェ。 

テーマ「文化、文明とは」

 

AI時代における人間の尊厳の危機。

自分の考えで考えたい、核個人時代を生きる心の時代。

心人間がつくる組織化、勢力化、文化、文明とは。

 

 

月曜日は私、川名 哲人

火曜日は森 貴司さん

水曜日は安田 真理さん

木曜日は松室 佳惠(sherry)さん

金曜日は長岡 美妃さん

 

 

昨日は長岡さんから、日本の文化・文明、岡 潔についてプレゼンが行われました。

 

日本に太古からあった自然崇拝。

自然の霊と内部の霊が通じ合う。

自然の中で生きることで、自分の存在が消え去ってしまう。

それがまったく不快ではない感覚。

 

私たちの体も自然そのもので、自然と共に動いている。

体の自分とは概念である。

 

岡 潔が提唱した「心(脳)の構造」

 

第一の心

  • 情(感情)
  • 知(知識)
  • 意(競争心)

ここまでは西洋

 

第二の心

  • 意(向上心)
  • 知(智慧)

ここでは東洋

  • 情(情緒)

ここまで到達した日本

 

西洋人と東洋人は、脳の使い方に違いがある。

西洋人

頭頂葉→運動領(生存意志)→前頭葉

 

東洋人

頭頂葉→後頭葉(情緒)→側頭葉→前頭葉

 

日本は「」の文化(ポジションとポジションの間をみる)

東洋は「」の文化(ポジションをみる)

西洋は「意志」の文化(現象をみる)

 

「自然は映像である。第二の心の深みから映写される。」

岡 潔

 

何のために現象をみるのか。

粗を探したり、争うのではなく、お互いの情に触れるため。

 

運動領(生存意志・時空間)を通過して→前頭葉(理性・存在)の動きを整理するから、物理学・数学が発達した。

その結果、存在にとらわれる個人主義が発達し、争いが終わらない、自然を支配しようとする。

 

これは大変な思い上がりである。

 

西洋文明を通過した日本はそれを超えた文明をつくる使命があるというお話に大和魂が震えました。

 

脳の使いからみた西洋と東洋の比較がとてもおもしろかったです。情報が情緒を通過するのか、運動を通過するのかで、まったく違った現実が立ち上がる。

 

 

「新しい文明と言っている時の「新しい」の中に何が隠されているのか?」というテーマでディスカッションが行われました。

 

知っている世界につかまれていれば、考えが止まらない、不完全知から完全知へ知の卒業。

脳の使い方がまったく変わっていく。

目でみたら争いが終わらない、心でみる出発点が変わる。

脳から心の感覚へ。

希望がない日本か希望をつくる日本へポジションが変わる。

英語よりは主語が曖昧な日本語だが、主語をゼロにはできなかった。オールゼロ化ができる言語の変化が必要。

 

 

宗教から科学への変化は、認識出発点が変わる。

今ここみる行為が違う。

令和哲学が今ここ目で見ちゃダメと言っている。

今ここの認識が変われば、人間の規定、神の被造物から人間が再創造主になる。

そうしたら、幸せ成功のモデルも変わる。

GDPから信頼へ、理想の共同体モデルも変わる。

学問と教育も変わる。

言語の限界は世界の限界、世界の限界は言語の限界。

アナログでは真実は理解できない、不完全言語からデジタル完全言語への変化が必要。

人間は文化DNAを通して、文明をつくってきた。

 

出演者の方々やNoh先生のお話を通して、言語変化の重要性を感じました。

 

デジタル言語を通して、世界を再創造しよう。

来週も楽しみです。 

 

川名 哲人

 

Dignity2.0国際カンファレンスは、世界で初めて世界基軸教育を提唱し、2021年の大阪初開催以来、毎年国内外から4000名以上の企業・団体・個人が参加しています。

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