昨晩、第41回「知のB1」 ブックダービーに参加しました。
ブックダービーは、5人のパネラーが「この時代の人たちに一番読んでほしい本」として選んだ一冊の書評を発表し、ファシリテーターを務める令和哲学者Noh Jesu先生からのお題を問題解決していきます。
それをNoh先生が令和哲学的視点で『ジャッジ』
視聴者の方には、順位投票をして参加していただき、ゲーム視聴をしているような感覚で令和哲学のエッセンスに触れながら、「知の統合」の世界を楽しめます。
情報知識が足りない時代から、溢れる情報知識を整理整頓する時代へ。
私たちの人生は情報・知識・技術の上に成り立っています。
今まではいかに多く質の高い情報・知識・技術と出会うのかが重要視されていたが、IQ1万倍の人工知能時代は、情報・知識・技術をどうリテラシーして感動や価値を生み出すのかが大切。
リテラシーで人生が大きく変わる。
2030年には3日で知識総量が2倍になると言われます。
今の時点でも技術の進歩が早く、次から次へと学ばなくてはならず疑心暗鬼になる。
ネットで知って自分で結論づけて確認のために話すなどの問題が多発しています。
知識総量が2倍になったら、どうなってしまうでしょうか。
だからこそリテラシー力を高めて、感動を生み出す力が大切になっていく。
『これからの生き方 BEST BEING』Noh Jesu著 AI時代に人間は何を知り、何をやり、何を希望できるのかを知りたい人におすすめです。
2024年上半期はBeyond Crisis シリーズ
1:environmental crisis
気候変動をはじめとする環境破壊の危機
2:unsustainable crisis
SDGsを掲げるも進展がみえない持続不可能な危機
3:crisis of dignity
AI活用による尊厳破壊の危機
4:Crisis of community
貧富格差による共同体破壊の危機
5:Crisis of declining birthrate
人間関係が築けないことによる少子高齢化の危機
これらの危機を解決するためには、どのようなイノベーションが必要なのでしょうか?
5つの危機に関連する本を取り上げ、深めていきます。
今回もバラエティーに富んだ出演者と本がエントリー。
①山田 彩香さん
暇と退屈の倫理学 / 國分 功一郎 著
②山中 浩司さん
呪術廻戦 / 芥見 下々 著
③浅利 翔太さん
生命の教育 / 谷口 雅春 著
④木村 里子さん
AI 分岐点に立つ人類 / ニカノール・ペルラス 著、 内村 真澄 訳
⑤細井 コウさん
仕事は初速が9割 / 越川 慎司 著
毎回、出演者の方々の本を選ぶセンスとプレゼン、Noh先生の質疑応答に感嘆します。
今回も出演者の皆さんの本を通しての感動がビシビシを伝わってきました。
会を通して、個人的に感じたことを、書きたいと思います。
良い行動をしていても、外圧によって抑圧されている状態では苦しくなる。 それは根本からの変化がなされていない状態。
自ら事件を起こすことで人生や関係性、組織が進化する。
アイデンティティが個ではなくチームになるから、自分がいなくなってもメッセージを後に託すことができる。
つながりを取り戻し、どんな行動も楽しむこと。
どの本、パネラーも本当に素敵でした。
今までの基準点、アニュアル、モデルが崩れているAI時代をどのように突破すればいいのか、あらゆる角度からみていくことが重要というNoh先生のメッセージが心に響きました。
考えぐるぐるではなく、行動していこう。
第42回「知のB1」ブックダービーは3月9日(土)21時~22時半開催予定。次回も楽しみです。
川名 哲人
Dignity2.0国際カンファレンスは、世界で初めて世界基軸教育を提唱し、2021年の大阪初開催以来、毎年国内外から4000名以上の企業・団体・個人が参加しています。
今年も大いに盛り上がり、来年は仙台で開催予定です。
2023年10月31日発売
Noh Jesu著「これからの生き方Best Being」
第13回アモール・ファティ祭 デジタル認識が世界を変える「決着をつける」
1月20日(土)20時〜22時(毎週第三土曜日20時~22時)
7万年間隠されてきた「人類文明のアセンションの秘密」を明らかにする。尊厳ロマリアプロジェクトです。
全国で開催されています。