1日の終わりに哲学で精神を深めるひと時。
令和哲学者Noh先生と5人の侍で開催している第830回令和哲学カフェ。
テーマ「精神とは」
人間の尊厳危機であるAI時代。
自分の考えで考えたい、核個人時代を生きる心の時代。
精神と言えば侍。侍に聴く精神とは?
月曜日:小林 隆人さん
火曜日:大場 龍夫さん
水曜日:池田 健吾さん
木曜日:一 龍飛さん
金曜日:長岡 美妃さん
昨日は火曜日担当の大場さんから会の全体像と前回のまとめ、美談さんと岸本さんから、エジソン限界突破祭り・精誠を尽くす精神とは?というテーマでエジソンとトマス・クーンのプレゼンテーションが行われました。
出演者の皆さんの国際カンファレンスに感動しました。
独学の発明家、トーマス・エジソン。
蓄音機、白熱電球、キネストコープなどの発明が特に有名です。
エジソンの原動力は、地位や名誉ではなく好奇心。
1+1=2という式があるが、粘土を2つ合わせたら2にならないではないかといった具合に、当たり前を疑い、8歳で学校を退学になってしまいます。
そこで、母親が知りたいことを追究することを応援します。
エジソン探究心は1日24時間体制で、30分の仮眠を取って合計3時間ほどしか眠らず。80歳になっても、そのライフスタイルだったそうです。
「私は一日たりとも、いわゆる労働などしたことがない、何をやっても楽しくてたまらないからだ」
という言葉が心に響きました。
観察→仮説→検証(実験)という工程を繰り返して、科学的理論を構築していきます。これを通常科学と呼びます。
観察は何の介入もない状態が望ましいが、観察する前に知識が働いてしまい、それが他の可能性を排除し、そもそも限定的な中での正しさになってしまう。
だから新しい理論が突発的に出現することの方が、意味があると述べました。これを変則事例と呼びます。
今までの通常科学では限界に来ている現代文明。
時空間の中に現れるものを有、現れないものを無と規定し、有を理解することを大前提とした今まででした。そこに対して、時空間に現れる何かに依存して存在するものは無、時空間に現れない何にも依存せずに存在するものを有と規定した令和哲学。
有と無のパラダイムの大逆転を起こす令和哲学の価値を実感。
AI時代の今、一番必要とされる「精誠を尽くす」精神とは?(何を反復し、何を蓄積していくべきか?)というテーマでディスカッションが行われました。
自分と自分の宇宙が実在しないことを発信し、ディスカッションをし続けることで、真の問題意識が芽生え、脳から心の基準に移行して行くための道が開ける。
そうしたら脳と心を分離・分解・蒸留してオールゼロ化が可能になる。次は1-5-1のデジタル認識を反復して感動を蓄積し、チームプレイをしていく。
宇宙が実在するのかしないのか。
今まで当たり前すぎて、疑うことのなかったお題について話すことの大切さを実感しました。
人間はとんでもなく幸せな存在だけど、それを認識できない認識疾患状態で、自分の無意識をパターン化できないから、永遠にそこに支配されてしまう。
その不可能性そのものの自分が分かったら、無限の可能性に行くことができる。脳機能を心機能を分離・分解・蒸留するリファイニング技術が分かったら、オールゼロ化でき日本の価値も見えてくる。
有と無の逆転が起きたら、点一個で宇宙の有・無を理解・説明・統制できる完全認識。「BEST BEINGができる、AI時代の基準点が確立する。
無限大のやる気がでるから歓喜で人の話も聞けるから、宙船共同体をつくれるから未来確信を蓄積していける。
Noh先生の整理を通して、心と心、1点で出会う存在の神秘、出会いの神秘を実感。出会いの奇跡を再現できる令和哲学の価値に触れました。
何事にも精誠を尽くして出会おう。
今晩も楽しみです。
川名 哲人
Dignity2.0国際カンファレンスは、世界で初めて世界基軸教育を提唱し、2021年の大阪初開催以来、毎年国内外から4000名にのぼる企業・団体・個人が参加しています。
今年の福岡も盛り上がりました。
2023年10月31日発売
Noh Jesu著「これからの生き方Best Being」