1日の終わりに哲学で精神を深めるひと時。
令和哲学者Noh先生と5人の侍で開催している第822回令和哲学カフェ。
テーマ「精神とは」
人間の尊厳危機であるAI時代。
自分の考えで考えたい、核個人時代を生きる心の時代。
精神と言えば侍。侍に聴く精神とは?
日本には、巨大な愛のエネルギーがある。
それを爆発させる時が今。
月曜日:小林 隆人さん
火曜日:大場 龍夫さん
水曜日:池田 健吾さん
木曜日:一 龍飛さん
金曜日:長岡 美妃さん
昨日は火曜日担当の大場さんから会の全体像と前回のまとめ、岸本さんと美談さんから、愛・イエス・キリストについてプレゼンテーションが行われました。
イエスが生きた時代は、人類は罪により神とのつながりを失い、永遠の救いを必要としていました。
神から禁止された善悪を知る木の実をアダムとエバが食べることによって、殺人や犯罪、労働などが生まれ、死んだ後も地獄に行くなど、人類が苦しむことになります。
その時、力があったユダヤ教は法律を守ることがよしとされ、罪意識やユダヤの権力者やローマに高い税金を支払うなど苦しい民衆が多くいました。
神の意志を理解し、聖書に書いてある神の子イエスで生きる決断をします。
信じる者は救われる。
「右の頬を打たれたら、左の 頬をも差し出せ」という愛を説きました。
その教えに多くの人が集まってきます。
しかしその結果、ユダヤ教司祭の法律を厳格に守るパリサイ派の指導者や権力者に嫉妬、危険視され十字架の刑に処されます。
イエスは当然自分が処刑されることが分かっていました。
その後イエスの弟子たちが迫害を受けながら勢力が拡大。
4世紀ころから国教になっていく国が生まれ、ローマ帝国でも国境になります。
その後、11世紀カトリック教会(ローマ・カトリック)、正教会(ギリシャ正教)と東西教会に分離。
16世紀宗教改革によってプロテスタント発生、カトリックからも、たくさんの教派が生まれます。
17~18世紀には世界人口の3分の1(24億人)にまで拡大しますが、科学の勃興によりキリスト教の影響力が衰退していきます。
日本は西洋列強の圧力に対し、明治維新を通して自ら近代化に成功。
アメリカの核爆弾に対し、報復すれば核戦争のドミノになることを止めるために自らオールゼロ化。
現在、アメリカが一番、信用、信頼、依存できる国が日本になっています。
イエス、侍、そしてこれからの日本の勝負を通して、自分の命に執着せず、その時代の使命をまっとうする愛の大きさ偉大さ勇気に感服。
武士道の愛は共同体への愛。
藩のために死ぬことができる。
AI時代の今、イエスが私たちに一番伝えたい「愛の精神」とは?というテーマでのディスカッションが行われました。
出演者の方々の愛に対するイメージの深さと広さに感動。
人類歴史に一番の大きな影響を与えている個人がイエス。
集団では日本の1945年8月15日、すべてを手放したオールゼロ化。
愛を実践行動でみせる集団が日本。
それを認識できないのが問題。
それが認識できた時に大爆発が起こるというNoh先生のお話しに認識の重要性を痛感。
自分の認識の変化から、愛の共同体をつくっていこう。
今晩も楽しみです。
川名 哲人
Dignity2.0国際カンファレンスは、世界で初めて世界基軸教育を提唱し、2021年の大阪初開催以来、毎年国内外から4000名にのぼる企業・団体・個人が参加しています
今年は福岡でお会いしましょう。
2023年10月31日発売
Noh Jesu著「これからの生き方Best Being」