1日の終わりに哲学で人間を深めるひと時。 

令和哲学者Noh先生と5人の侍で開催している第776回令和哲学カフェ

 

テーマは「人間とは」

 

 

AIが台頭し人類が無用者階級となり、このままでは集団自殺コースに向かう現代だからこそ、本質的なこのテーマと向き合う。

 

今週から第8期が開始。

 

月曜日:小林 隆人さん

火曜日:花輪 稚佳子さん

水曜日:池田 健吾さん

木曜日:大場 龍夫さん

金曜日:長岡 美妃さん

 

 

第1回目の昨日は、月曜日担当の小林隆人さんから、なぜ今「人間とは」を考える必要があるのか?についてプレゼンテーションがありました。

 

現代人は目先のことに忙しく、人間について考えるゆとりもありません。

前時代の古代・中世は、この世界のついて知りたいという欲求が溢れ、哲学が発達しました。

 

 

そこから科学技術によって、体を便利にする商品がたくさん生まれた中でAIが発達。

人間が意味価値を生み出すことができなくなった今、再び人間とは何のかを考える時代が到来。

 

AI、宇宙、表現、人間関係、道徳という様々な角度から「人間とは」について深めていく今後に、とてもワクワクしました。

 

 

人間の脳機能より100万倍、1兆倍のAIが登場しているAI時代において、人間をどう思えばいいのか?人間とは?というテーマでディスカッションが展開。

 

AIがすべてをやってくれうるので、受動的な幸せは満たされたく。能動的に幸せを感じるためには認識技術が必要。

今では自分自身や人間の尊厳を規定できなかった。

因果に支配された体を自分だと思っていれば、それは不可能。

出演者の方々やNoh先生のお話しを聞いて、論理とイメージで、すべての因果を超え、時間、空間、存在をつくっている不動の自分になり人生を楽しめる令和哲学の価値を感じました。

 

 

すべての規定が変わる時。

今までの人間観をオールゼロ化しよう。

今晩も楽しみです。

 

川名 哲人