1日の終わりに哲学で運命愛を深めるひと時。
令和哲学者Noh先生とチームで開催している第768回令和哲学カフェ。
「韓関係のアモール・ファティ!〜 日韓兄弟国家宣言でワンワールドになる 〜」
過去を整理することで未来に向かっていくことができる。
月曜日:長野 広樹さん
火曜日:黒田 麻衣子さん
水曜日:大川 真さん
木曜日:堀江 直樹さん
金曜日:長岡 美妃さん
古代~近代までの日韓の歴史に迫る。
昨日は黒田さんから朝鮮三国時代と倭国の全体像のプレゼンの後、チームメンバーの皆さんから高句麗、百済、新羅、任那、中国と倭国との関係についてのプレゼンがありました。
日本は古墳時代、飛鳥時代、中国は南北朝時代(漢)隋から唐へ国家が変わった時代。
小国・部族国家の滅亡。
三つ巴の300年戦争。
高句麗滅亡。
統一新羅建国
渡来人によって人口が増加し100以上の小国(部落)から大和王朝が誕生し、徐々に国家の形成をなしていく時期になります。
古墳時代(大和時代)は空白の4世紀と言われ、文字が無かったため文献がなく、中国の記録に出てくる程度。
縄文時代から渡来人によって稲作や剣、馬、鉄製農具、漢字、儒学、医学、灌漑技術、寺院の建築技術などが持たらされます。
百済から仏教や儒教が伝来。
大化の改新、白村江の戦い、壬申の乱などを経て、中央集権国家となっていきます。
聖徳太の師匠である恵慈が高句麗から来ていたことを初めて知りました。高句麗から来た人は、現在の埼玉県に住んだようで、今も高麗神社があります。
白村江の戦いで敗れた多くの百済人が滋賀や奈良に住んだようです。桓武天皇の聖母が百済25代武寧王の子孫と言われています。
新羅建国においても倭人が大きく関わっており、逆に天皇の系統にも新羅が関わっている説もあります。
中国とは遣隋使や遣唐使などで交流。それによってもたらされた貞観政要は、日本の国家形成に大きな影響を与えました。
任那は倭国の文化が色濃くあり、当時は今のような国家の境界線は明確になく、今の時代から整理した時に日本や韓国と境界線を引いているのだと思いました。
どのように解釈をし未来をつくっていきたいのかという、解釈する私たちの意志がとても大事なのだと感じました。
今までの日韓関係とこれからの日韓関係とはいうテーマでのディスカッションが展開。
アナログ言語からデジタル言語に変わり、不完学問から完全学問に変わることで、あらゆるものが融合。違いでなく共通とれるようになることで、違いを楽しめるよになるという出演者の方々のまとめが楽しかったです。
境界線を引いた脳の基準からみた国家民族の概念ではなく、無境界線の心機能を土台にした心の国家に概念が変わること。能機能から心機能へ変化させる職業が大人気になるというNoh先生のお話しに、争いから平和へと大きなパラダイム転換を感じました。
それは世界で唯一の被爆国でありながら、核戦争の連鎖が起きないように人類の未来のためにゼロ化して、受け入れた日本がつくる資格があると思いました。
激動の時代にわくわくしながら未来をつくっていけるって楽しい。
今ここから自らパラダイム転換を起こしていこう。
今晩も楽しみです。
川名 哲人