令和哲学チャンネル

135「リーダーの条件である能動的感覚の育て方①〜認識機能と認識技術の違い〜」がおもしろかったです。

 

 

言われたからやる、指示されたから、役割だからなどの理由で動くことはよくありますが、能動的に動くことは少ないのではないでしょうか?

 

リーダーともなれば、自分だけでなく、主体的、能動的な人を育てる必要も出てきます。

 

能動的な人を育てる、人に働きかける、行動する、考える、動機づけをするなどの根幹には、この世界をどのように認識するのかがあります。

 

認識が受動的であれば、考えや感情、表情、言葉、行動、関係構築も受動的になってしまいます。

逆に認識が能動的であれば、すべてが能動的になっていく。

 

認識にフォーカスせずに、考えや感情、言葉、行動、関係構築にアプローチしても一時的な変化に留まってしまう。

逆に認識にフォーカスできれば、これまでのノウハウが活かされるのだと感じました。

 

 

そもそも人間は「山があるから山を見る、海があるから海を見る「というように、生まれた瞬間から何の努力も無しに見える、聞える、味わえる、匂いを嗅げる、触れるという認識機能による受動的な感覚から出発しています。

これは機械的条件反射を繰り返すことに留まります。

 

認識技術は「自分が見ている山、自分が見ている海」というように変化。マーカーはマーカーじゃないものが集まってマーカーになっているように、自分が見ているこの世界が、無いところからどやって有るようになったのか思惟が働くこと。

 

それができた時に、今ある商品に対してもどのようにプラスアルファ、マイナスアルファしてけばいいのか、新しいアイデアが生まれるというお話しに合点でした。

 

認識技術を活用して未来を創造しよう。

 

川名 哲人