1日の終わりに哲学で運命愛を深めるひと時。
令和哲学者Noh先生と5人の侍で開催している第733回令和哲学カフェ。
「韓関係のアモール・ファティ!〜 日韓兄弟国家宣言でワンワールドになる 〜」
矛盾なくビジョンに向かえるのは幸せなこと。
月曜日:長野 広樹さん
火曜日:黒田 麻衣子さん
水曜日:大川 真さん
木曜日:堀江 直樹さん
金曜日:長岡 美妃さん
1968年から30年単位で日韓の関係性を解釈。
1868年~1897年は、朝鮮が近代化への道を歩みはじめ、他の列強国からの影響を受けながらも、日本との関係が深まり、独立国となっていく転換期。
その中での昨日は日清戦争について深めました。
長野さんから全体像のお話しがあった後、チームはらぺこ祭り(笑)の坂村さんと藪内さんからプレゼンがりました。
19世紀朝鮮は、人々の生活を顧みない暴政や外国勢力の侵攻から社会的に不安が蔓延。
そんな中、人々の心の拠り所として広まった東学。
人びとは東学の信者となり、真心をこめて呪文を唱え、修養して霊符を飲めば天と人が一体となり、現世において神仙になると説きました。(出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)
その東学の信者を中心に結集した農民が、地方役人の悪政に反対して行った蜂起が1894年に起きた甲午農民戦争。
朝鮮政府だけでは、反乱を抑えらず、朝鮮に援助を要請。
清の出兵が天津条約により日本に通達、清を牽制するために日本も出兵。
こうして日清戦争が勃発。
清は朝鮮を属国としていたい。
ロシアは不凍港が欲しい。
日本はロシアの南下と清に対して朝鮮を防波堤にしたい。
それぞれの思惑がうごめき、朝鮮に迫っていた当時。
日清戦争では日本が勝利し、1895年4月17日下関条約が締結。
清は朝鮮を独立国として認め、日本に台湾、遼東半島を割譲、賠償金2億両(約3億1000万円)を支払うことになります。
そこに対して1895年4月23日ロシア、ドイツ、フランスが遼東半島を清に変換することを要求(三国干渉)
圧倒的な力の差の前に、泣く泣く日本は要求を受入れます。
1895年10月、親露派になった朝鮮国王高宗の王妃閔妃が暗殺される乙未事変が勃発。
高宗がロシア公館に逃亡し、そこで1年余り政務を執行。
その後1987年10月高宗が皇帝に即位し、国号を大韓帝国と改称。
朝鮮半島が清に取られそうだった日清戦争。
今は朝鮮が共産化される危機が迫っています。
この第二の日清戦争に勝利するためには、何が必要なのでしょうか?
第二の日清戦争は直接の軍事というよりは、イデオロギー戦争の色が強いので、共産主義を超えるイデオロギーを持つことが大切なのではないかと思いました。
韓国は重要なポジションを左派がとっている傾向がある。
だから外の助けが必要。
クローズ界の中にいたら、自由主義と共産主義の関係を結ぶことはできない。
日本が脳対心に対決構造を変化させることが大事だというNoh先生のお話に、同じ次元にいては変化は起きない。
脳機能と心機能を明確に分離・分解・蒸留できる令和哲学の価値を感じました。
脳対心については「心感覚(シンかんかく)」の本がおすすめです。
脳対心の戦いをしよう。
今晩も楽しみです。
川名 哲人