1日の終わりに哲学で運命愛を深めるひと時。
令和哲学者Noh先生と5人の侍で開催している令和哲学カフェ、第727回。
「韓関係のアモール・ファティ!〜 日韓兄弟国家宣言でワンワールドになる 〜」
思うだけで現実化できないことが、本当はそうでないことが分かった時、すごく嬉しかったという、大川さんのお話しに感動。希望を感じました。
月曜日:長野 広樹さん
火曜日:黒田 麻衣子さん
水曜日:大川 真さん
木曜日:堀江 直樹さん
金曜日:長岡 美妃さん
1869年から30年単位で日韓の関係性を解釈。
昨日は大川さんから、1928年~1960年の全体像のお話しのあと、美談さんから1945年~1948年の連合国軍政期についてのお話しがありました。
日本統治時代は韓国人のプライドがとても傷つきました。
日本政府がポツダム宣言を受諾、朝鮮人民共和国の建国宣言を経て、連合国統治になります。
朝鮮統治終了
朝鮮総督府の遠藤 柳作は日本人民の保護を右派に依頼したが、断られたため左派に依頼。しかし、すぐにアメリカとロシアが朝鮮に軍政を開始し、朝鮮臨時政府は瓦解。
北はロシア、南はアメリカが統治するようになります。
米、ソ、ロ、中の四か国が5年間信託統治することが決定。
信託統治賛成派左派(共産主義派)と信託統治反対派右派(民族主義派)が対立。右派の中でも南北統一と南だけで政府を立てる派閥に分かれていました。
中道左派、右派もあり、その勢力が協力して左右合作運動を進めます。
しかし、極右派・左派の反対や、中心人物呂運亨(りょ・うんこう)の殺害により進展せず。
1946年10月大邱10月事件が勃発。
国連監視下による南朝鮮単独総選挙を執行。
共産主義や南北統一主義者を取り締まりながら、その流れがつくられます。
1948年8月15日南に李 承晩(イ・スンマン)を大統領とした大韓民国 1948年9月9日金日成(キム・イルソン)を首相として朝鮮民主主義人民共和国の建国を宣言をします。
アメリカが共産化の勢いを何とか分断して止めるしかなかった印象を受けました。そして中国(清)、日本、アメリカ・ロシアなどの影響が強く、主導権と取って自分たちの国家を運営できない朝鮮の涙も感じました。
終わりなき分断を止める一点とは?というテーマでのディスカッションがすごく深かったです。
出演者の方々のお話を聞いて、バラバラのものを一つにしようとすれば対立が終わらない。ひとつから出発することの重要性を実感。
現実絶対主義の中で、弱者のために平等な分配を訴えている共産主義。
自由主義派は生産の自由を大切にしている。
思想的には特に賢い人は、共産主義になびく人が多い。
相対世界の中の関係性をつなぐためには、クローズ界の外に出なければならない。
令和哲学は点一個も認めない、この現実は泡沫。
泡沫である現実相対世界が絶対世界からどのようにして、生まれるのかの仕組みを認識するデジタル認識、ビヨンドロジックというNoh先生のお話に、令和哲学の価値が深まりました。
無概念、無境界線出発が可能になることによって、分断を止めることができるのだと感じました。
現実は泡沫、現実絶対から出発するのではく、その外にでること。
泡沫に騙されないようにしよう。
今晩も楽しみです。
川名 哲人