1日の終わりに哲学で運命愛を深めるひと時。 

令和哲学者Noh先生とチームで開催している第721回令和哲学カフェ

 

「韓関係のアモール・ファティ!〜 日韓兄弟国家宣言でワンワールドになる 〜」

 

衰退すると思っていた日本が、実はすごい力を秘めていた。

日露戦争と第二次日韓協約締結に出会い、新しい未来が開ける。

 

 

月曜日:長野 広樹さん

火曜日:黒田 麻衣子さん

水曜日:大川 真さん

木曜日:堀江 直樹さん

金曜日:長岡 美妃さん

 

30年単位で日韓の関係性を解釈。

1898年~1927年は、清国の従属国だった李氏朝鮮が、独立国のなります。そこから徐々に日本の保護下に入り、日本に統治されていく30年間。

 

その中で、昨日は黒田さんから日露戦争第二次日韓協約締結の全体像のお話がありました。

そして、日露戦争までの経緯をロシア、大韓帝国、日本それぞれから、どのように見えていたのか、小嶋さん、中澤さん、竹谷さんからお話がありました。

 

 

世界中で西洋列強による植民地化がかなり進んでいた当時。

 

日本は日清戦争の勝利によって、遼東半島を獲得したが、三国干渉により清に返還。

 

清で起こった攘夷運動のような義和団事件に対し、各国が兵を出して鎮圧。日本もイギリスからの出兵要請に出兵、鎮圧。これが後の日英同盟につながっていきます。

 

鎮圧後に結ばれた、北京議定書によって、中国の植民地化がさらに進行。

議定書度では各国が清から撤兵する約束だったが、ロシアが満州から撤兵しませんでした。

 

緊張感が高まる日露。

幾度のなく交渉したが、うまくいかず。

日露戦争に突入していきます。

 

大韓帝国では、深刻な財政難。局外中立を宣言しましたが、日韓議定書調印によって、日本がロシアと戦うための拠点となりました。

ロシアに守ってもらいたいが、信頼しきれない。

日本に対してはやたらと邪魔してくるが、隙あらば利用したいという大韓帝国。

 

ロシアでは、クリミア戦争に敗北後、疲弊。総面積の60%が永久凍土であるため人が住めず、農業ができません。いろんな国と接しているので国防が大変。

ロシア皇帝ニコライ2世はじめ首脳陣は、日本との戦争を臨んでいませんでした。

近代化した謎の国、日本。日本からの要求を受け入れるつもりでしたが、返事が1日遅れて戦争に突入。

大韓帝国に対しては、進出することにメリットはあるが、他国との関係をみるとデメリットが大きく、朝鮮進出はほとんど考えていなかったようです。

 

日本では、日露戦争、賛成派と反対派に分かれていました。

大韓帝国は、世界情勢が見えず、自分の安保に奔走。

ロシアは約束を破る信頼できない国と見えていたようです。

 

どこも戦争をしたくはなかった日露戦争。

 

日露戦争後、ポーツマス条約が締結。

第二次日韓協約締結により、大韓帝国の外交権は、ほぼ大日本帝国に接収されることとなり、事実上保護国となりました。(出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)

 

平和を実現するためには何が必要なのか。

日本の戦争反対派、賛成派、大韓帝国、ロシア、イギリスに分かれた平和への主張が、すごく分かりやすく、とてもおもしろかったです。

お互いの知っている掴まれている状態からの平和への主張が、結果的に戦争になっていくことが、すごくよく分かりました。

 

 

存在が動くアナログ言語は、分離独立した泡沫、考えの中に入り込むようにさせる。

動きが存在させる心のデジタル言語を活用することで、知っている世界から自由になり、平和への道が開けるというNoh先生のお話に言語維新の必要性を実感。

 

 

また人間の変化ではなく、AIの進化によって、人間の未来が決まってしまうのはなぜだという、Nohの言葉も心に響きました。

人間の未来は、人間の変化によって切り開く。

 

言語維新を習慣化しよう。

 

今晩も楽しみです。

 

川名 哲人